ぎっくり腰から始まった私の腰痛、５０代になっても治るのか？

ぎっくり腰

４０代から始まった、私の腰痛症は現在まで続いています。

その始まりはギックリ腰でした。

始めてギックリ腰になった時には這ってトイレに行きました。

それから、忘れた頃に２度ほどギックリ腰になり現在に至っています。

整形外科の先生から腰の筋力が弱っていると聞かされて、

老いてきているという事実を知りました。

しかしながら手を打たず、

だらだらと過ごしてきているので良くなるはずはありません。

そして、治れば、どこか他人事で

特に鍛えもせず、怠けてきたというしかありません。

テレビ番組の腰痛という番組すべてに目をやり

見てはいますが、見ているだけです。

そして痛みが完全に取れる日はありません。

４０代から始まった５０代の私の腰痛は治るのでしょうか？

現在の状態

昨年の暮れにレントゲン撮影をして、前回と比べてもらいました。

特に変わりがないということで、一安心しました。

安心していてはいけないのですが、なんとなく安心してしまうのです。

検診で身長が縮んでいない時も、なんとなく安心します。

現在の私の腰の骨の状態は、

背骨の１番下の部分のクッションがほとんど無くて

下から３番目がすべり症になりかけているということです。

（すべり症：脊椎が部分的にずれていること）

当然、どうしようもなく痛い時は

両ふとももの外側の側面とふくらはぎの外側の側面が

痛くて、痛くて、痛みを我慢しながら歩いています。

最近も、腰の左側が痛くて通院しましたが、

その時の痛みは筋膜からきている痛みだそうです。

今回は、坐骨神経痛ではないということでした。

注射をしてもらい、お薬を３種とシップを頂いています。

今後、この先は？

私の母が７９歳で、腰の手術をしました。

母は、膝が変形性の関節症なので私も将来はなるのでは？

と思い、気をつけてきましたが、

整形外科の先生によると私の膝は年齢より若いそうです。

この年齢で若い部分もあったのかと、ちょっと嬉しく小さな心の支えです。

母も膝にばかり気をとられていたようで、

突然、ふとももとふくらはぎが痛くなり、歩けなくなりました。

車イス生活からの脱却には手術しかありませんでした。

その時の母の外科の先生のお話では、

もし、自分の母親でもこの状態なら手術しますという説明でした。

９０歳でも条件さえ合えば、現在は腰の手術をするそうです。

その後、５年たって、母はいぜん、

膝の痛みには悩まされていますが、歩くことはできています。

腰痛症の将来

最近の研究で、痛みを感じることについて、

よく新聞などで目にすることがあります。

それは、痛みを脳が先に感じとって痛いという信号を送るそうです。

私も以前から、不思議に思っていました。

腰の曲がった方でも痛みを感じない人がいると。

例えば農村などで見る畑仕事の高齢者の方や、

海外でも重い荷物を運んでいる姿です。

どうやら、痛みの感じ方は人それぞれのようです。

実際に私も、診察を受ける日になると、痛みが半減するのです。

１番痛い日に行けず、数日してから受診するので、

そういうこともあると思いますが、

本当に痛みがましになっているのです。

整形外科の先生に痛いところを伝えるなど、

話をすることによる安心感が、

痛みの緩和になっているのだと思います。

坐骨神経痛では、神経障害性疼痛という痛みもあるので、

疼痛外来ができてきているのも、その原理だと思います。

整形外科の待合には、

いつもたくさんの高齢者の方がいらっしゃいます。

だいたいが、腰痛と膝が痛いと話をしておられます。

手術は、２週間程度といいながら、

やはり面倒で、検査や麻酔などいろんな問題があります。

医療の世界で早く、背中の減った軟骨に変わるようなモノを

注入するだけで症状が緩和できるような治療方法が

開発されないかと密かに心待ちしています。　

顔の若返りより骨と骨の軟骨の若返りに期待しています。

ＩＰＳ細胞でも、なんでも構いません。早く研究されることを祈ります。

だましだまし

整形外科の先生の言うことには、

まず腰を鍛えて筋肉をつけることが良いそうです。

ストレッチをすること、冷やさないこと、

できればスイミングスクールで歩くことが、

腰痛症に１番良いことだそうです。

適度な運動をして、痛くなったら治してあげると

言ってくださいますのでありがたいです。

なので、できるだけ歩き、頂いた腰痛体操の用紙を見ながら

毎晩、無理のない程度に頑張っています。

が、良くなるとつい、調子にのって

無理な姿勢や重い物を持ったりして、

無理をしてしまうことがあり腰が痛くなってしまいます。

しかし、４０代からもう１０年が過ぎました。

なんとか元気で腰も大丈夫そうです。

待合のおじいちゃん達やおばあちゃん達が、

残りの人生は、だましだましやと話されていました。

私も新しい治療法が見つかるまで、

これから先は、だましだましいこうと思います。