50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

断捨離による片付けやおしゃれな収納、ダイエットに挑戦。そのほか最近の時事ネタ、流行の話題について独自の視点でコメントします!

老後のリフォームのススメ・・・我が家の場合

スポンサーリンク

最高の住まいをつくる「リフォーム」の教科書 (PHPビジュアル実用BOOKS)

老後にカッコええ暮らしがしたいのでリフォーム

我が家は夫の退職と息子の一人暮らしをきっかけに、

2年の間に3回ほどにわたってリフォームをしました。

 

耐震面もありますが、老朽化と住みやすさを

考えてキレイにしたい思いが強くなり

一大決心をして工務店さんにお願いしたのです。

 

 

 

リフォームしたい点を夫と事前に相談をし、

金銭面も夫にシュミュレーションしてもらいました。

 

そして使える範囲の金額のみで無理をしないことを

前提に頭に入れて自分達の意見を出しながら、

馴染みの工務店さんと相談の上で話を進めました。

 

住み心地を最優先にしながら工務店さんの勧めで

TOTOを始め、リクシルやタカラなど

展示会場も何度か見に行きました。

 

さすがに最先端のものやオシャレなものは高額ですが、

まず金額を提示し、お互いに頭をつき合わせてのリフォームでした。

 

実に丁寧に順を追ってリフォームして頂いたと思います。

 

今後も、老後に向けて不便な部分は工務店さんと相談しながら、

改善していきたいと思っています。

 

捨てて捨ててステマくるんやの精神

リフォームにあたって捨てるものというか、

捨てられるモノはすべて捨てました。

 

  • 私の嫁入り道具のタンス
  • 鏡が収納タイプのチェスト
  • サイドボード
  • 背の高い食器棚
  • 食卓テーブル
  • 椅子

です。

 

加えて、

息子のために父から送られた、

部屋に合わない大きな本棚と高級な平机と椅子も捨てました。

 

嫁入り支度をしてくれた母には、少々呆れられましたが、

今は、スッキリした家を羨ましがっています。

 

整理された部屋をイメージしてからリフォームにのぞみました。

 

ので、とにかく捨てるしかリフォームのために進む道はありません。

 

なんども、現場監督さんから、

「これも捨ててええんですか?」と念を押されました。

 

ビフォーアフターの番組では、

たくさんの家具や品物を引っ越しとともにほとんど搬入しています。

あのモノの行方は、いったいどうされているのでしょうか?

 

アフターでキレイになった家を見ながら、

残されたモノの行方が気になるのは私だけでしょうか?

 

たぶん、新しい家には古い家具は必要ありません。

 

品物を分別し、部屋をスッキリさせることは、

老後の動きをさえぎるモノを排除することにもなり、

同線の確保にもなります。

 

我が家も思い切って捨てて良かったと思いました。

 

リフォームした部分について

我が家の場合、リフォームは、仮住まいをすることなく

住みながらにしてまず、水回りの工事から始めました。

 

入浴は、夏場なので欠かすことができず、

少しはなれた銭湯に通い、食事は適当に済ましましたが、

やはりトイレの工事にあたっては、

近くのビジネスホテルに2日間お世話になりました。

 

そしてなんとか無事に終えることができました。

 

  • トイレはシャワー付き便器に変え、昔からのタイルの壁から、クロスに張り替えました。
  • 洗面所を広くして、洗面台も洗髪ができるタイプのものに買い替えました。
  • 古いイメージの浴室はユニットバスに入れ替えました。

 

ユニットバスが優れもので、

浴室乾燥に、暖房付きで、入浴後に2時間乾燥をしておくだけで

カビの繁殖を防ぐことができます。

 

決して広いとは言えませんが、介護が必要になっても

二人は十分に入れる広さなので老後も安心です。

 

さて、次は重要なキッチンです。

 

水道やガスの位置を変更すると金額が相当変わるらしいので、

元の位置にシステムキッチンを備えました。

システムキッチンの高さは、今後活躍してくれるだろうという

料理好きの夫に合わせました。

 

食器やなべ、フライパンの収納もしやすくなり、

なにより、食洗機の設置により家事が効率的になり、

夫も、楽しく?調理に励んでくれています。

 

この3点だけでも十分に生活スタイルが快適になりました。

 

次に2階の寝室にしていた和室を、

フローリングにしてベッドを2つ置き、

押入れはクローゼットに作り直して頂きました。

 

このクローゼットがまたまた優れもので

上部に棚を設置してもらい、

次にポールを段違いで2本いれて頂き、

大部分の洋服の収納がハンガーになり見やすく便利になりました。

 

それから、どの部屋も段差をなくしバリアフリーにしました。

 

息子が出たあとの、もうひとつの洋間の壁のクロスを張り直し

コの字型になった部分に板を取り付けてもらい

夫の小さな書斎ができました。

 

これまた、小さめのチェストとコーヒーテーブルを買い、

広く見える、自由な可愛い部屋が出来上がりました。

 

安全・安心・便利とエコ

トイレのリフォームの良さは、その快適さもありますが、

床のクロスを汚れが付きにくいモノにしたので掃除がしやすいです。

 

そして、浴室はユニットバスの浴室暖房により、

冬場の暖かさは有りがたさが格別です。

 

ベッドの下の引き出し収納も便利ですし、

何より、和室の押し入れがクローゼットとなり

洋服の管理がとてもしやすくなりました。

 

エアコンや、照明器具、洗面台、洗濯機といろんなモノも

買い替えましたが、やはりエコライフは素晴らしく、

息子の分を差し引いても電気、ガス、水道料金が減りました。

 

今、思い返してみても本当に良いチャンスだったと思います。

 

年々、体力や根気が無くなり決心も鈍ります。

思い立った時が本当に立ち上がれる時でした。

 

今、これからと思うと、もう二の足を踏んで、

とてもできることではありません。

 

こういうことが、年々歳をとるということなのだと変に感心しています。

 

まだまだこれからの老後

それでも最近は、また悩むことが出てきました。

繰り返し考えている老後についての問題です。

 

今後の考えられる可能性について、

これから考えてみようと夫と相談しています。

  • 被災に合った時のための防災用具入れを玄関先に設置する
  • 階段の手すりを時期がきたら取り付ける
  • 玄関に靴箱以外のモノも入れることができるようにしたい
  • 階段下の押し入れの用途も考え直す
  • ガスコンロをIHにいずれ変える
  • 換気扇の掃除
  • 冷蔵庫の買い替え

歳を重ねて、どういう部分に不都合が起きてくるのか?

まだまだ、わかりませんが

安心して何でも相談ができる工務店さんがいることが心強いです。

 

先を見据えて

自分の老後を思い浮かべてみても、この小さなおうちは、

ずいぶん住みやすいと思います。

 

実家の母は、広い家で住みにくい中を頑張っています。

 

老人の一人暮らしや空き家問題も最近は話題になっています。

若い間は、なにも考えずオシャレ重視ですが、

できるだけ元気に長く独りで自由に住みたいものです。

 

自分が自由にできる一部屋と、誰かが訪ねてくれた時に

一緒に食事ができる部屋と使いやすいキッチン、

もしもの場合に誰かが泊まれる部屋があれば十分です。

 

いずれ、独り暮らしになれば2階は必要がなくなるでしょう。

 

老後の独り暮らしを思い浮かべる時、住みやすい方法や環境を考えながら、

老後の独り暮らしができる強い自分も作っていかなければと思うのです。

もちろん、理想はケンカをしながらでも夫婦で長生きです。