50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

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口内フローラって何? ミュータンス菌を防ぐ、若さを保つ「歯の磨き方」【あさイチから】

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最近、腸内フローラという言葉が繰り返されて耳にするようになりました。

 

腸の大切さがちょっと頭に入ったかな? と思っていたら、今度は、口内フローラという口の中の細菌の状態が問題になっています。

 

さてさて、口内フローラとはなんぞや?

 

歯医者さんという所は、私が子供の頃は虫歯ができて、痛くなってから行くところでしたが、近年は、歯の予防ということが大切になり虫歯ができる前に通うところになりました。

子供の頃は、あのウィ~ン、ビュイ~ンという音が怖かったものですが、口内の細菌という存在を知ると、口の中の様子が怖くなってしまいます。

口の中の細菌にまで神経を巡らせないといけないなんてスゴイ時代になったものです。

 

口内フローラって何?

口内フローラとは、口の中にいる細菌たちの生態系のことをいいます。

 

口の中から体を守ることは、外敵から体を守る防衛隊のような働きでもあるというのです。口内フローラが乱れると糖尿病、心臓病、脳出血などの恐ろしい病気を引き起こす原因になるというのです。

 

たかが口の中、、されど口の中、口の中がとても大切だと思い知らされました。

 

とくに40歳以降、口からの細菌に気を付けましょう

日本大学特任教授の落合邦康さんは、恐ろしい病気を引き起こす原因を大きく分けると2つのパターンがあると言います。

  1. 直接、細菌が原因となる場合。虫歯でできた穴や歯ぐきの炎症部分から細菌が血管に侵入して病気になる場合です。
  2. 炎症を起こしている歯周組織から持続的に供給される炎症物質、炎症性サイトカインが原因となる場合。炎症性サイトカインが血管に流れ込むと様々な病を引き起こすからです。

人は、加齢によって確実に免疫力が落ちているので、口からの細菌が入るリスクが自然と上がり、40歳以降くらいから相当、気をつけなければいけないそうです。

 

子供の時は、虫歯に気をつけるのは当たり前でしたが、虫歯どころか、口の中を清潔に保つことは、年齢を重ねる上で、ますます注意しなければならない課題になりました。

飴ちゃんを口に入れながら、なにも考えなく寝た日々が、急に懐かしくなりました。

 

cnm遺伝子を持つミュータンス菌

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特殊なタイプの虫歯菌を持っていると、他の人より5~6倍、微少脳出血を起こす確率が高くなるそうです。リスクとしてかなりの数字だと、国立循環器センター脳神経内科医長の猪原匡史さんが言われています。

 

その特殊なタイプの虫歯菌とは「cnm遺伝子を持つミュータンス菌(虫歯菌)」です。

 

ミュータンス菌の1割程度がこの遺伝子を持っていて、虫歯があると、微少脳出血を起こす場合があるというのです。

 

どうして微少脳出血を起こすの?

微少脳出血を起こすとはどういうことでしょうか?

 

通常、血管から出血するとコラーゲンと血小板が結合して血を止める働きをしますが、もしcnm遺伝子を持つミュータンス菌(虫歯菌)が血管内に入っていると、先に菌がコラーゲンに結合し、血小板が結合する働きを妨げ、その結果、血管からの出血が止まらなくなり微少な出血が起こり、状態を悪化させるのです。

 

つまり、脳出血に関していうと、ふだんは虫歯と脳卒中の関係を身近にとらえていなかったけれど、口腔衛生を保つことで脳卒中の予防につながるかもしれないということが示唆されたのです。

 

虫歯が身近なことであることが非常に大きな発見につながったというのです。

今後は、あらゆる病気にも関連してくると予想はされていますが、現段階では詳しいことははまだわかっていません。

 

病気例

プラーク形成菌や歯周病菌が原因となる疾患

  • 細菌性肺炎
  • 細菌性心内膜炎

 

歯周病が誘因となる疾患

 

  • 糖尿病
  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • バージャー病
  • 早産、低体重児出産

 

歯の病気がわかれば、すぐに治療し予防することです。

炎症を放置していると血管が露出している部分から100億以上の細菌が体内に入ってくるそうです。本当にある本当に怖い話です。

 

口の中の状態とは?

口を開けて!- のどのドクターX

健康な人の口内にも歯周病菌がいて、ちゃんと磨かないといろんな菌が増えてきます。

歯磨きはもちろんのこと、舌を舌磨きで磨く、そして歯と歯の間を念入りに磨くことが大切です。

 

菌の中には、歯周病を起こし悪臭を放つジンジバリス菌や歯周病を阻害する菌ミティス菌などが、存在しています。歯周病を阻害する菌ミティス菌は、バクテリオシンや過酸化水素を出して、歯を守ろうとしてくれます。

 

そしてその助けをしてくれるのには「だ液」もあります。だ液にはラクトフェリン、リゾチームが含まれています。

 

しかし、歯磨きをさぼると口の中が糖だらけになり、糖とミティス菌が歯ついてしまいます、この状態が歯垢です。そして菌たちが歯にバリアを作ります。

このバリアがバイオフィルムという膜を作ってしまい、さらに悪い菌が繁殖し歯周病になるのです。

 

口の中の糖が菌と結びつき、1週間で歯にこびりついてしまい、歯垢になり歯周病になるのです。

また、3週間歯を磨かないと、血管に入り込む可能性があるというのです。だんだん、だんだん恐ろしくなってきます。

 

歯の磨き方:自分で注意する口内ケア

  • 寝る前の歯磨きは念入りに…寝ている間はだ液の分泌が減って細菌が1000倍に増殖するので、時間にして歯、1か所あたり、10秒を目安にして磨く
  • 歯と歯茎の間の歯周ポケットを磨く…歯周病菌が特に多く繁殖する場所が歯周ポケットで、歯周病が進行すると歯がグラグラになる、歯ブラシを歯周ポケットに斜め45度に当てて、かきだすように磨く

 

注意すること

 

  1. 過度な睡眠不足は禁物…自律神経が乱れるとだ液の分泌が悪くなる
  2. 口呼吸はNG…口が乾く原因となり、だ液が少ないと細菌が繁殖する原因となる
  3. ビタミンD(青魚)とビタミンA(レバー)をとる…これらが不足するとだ液線が委縮する
  4. 食事はよくかむ…だ液の分泌が促され、消化にも歯にも良い
  5. バイオフィルムができる場所2か所を磨く…歯の表面、舌の表面、最近が集まる場所を磨く

 

 

歯を綺麗にして若さを保ちましょう!

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口内ケアをすることによって、血管の老化を防ぎ、血管がやわらかくなりアンチエイジングにつながるというのです。どうやら若くいたいということは、すみずみまで、神経を使って集中していかないといけないようです。

 

歯磨きは、昔から身近なものでしたが、こんなに大切なことであったのかと改めて自覚しました。

 

ちなみに、キスは死んでも構わないという覚悟のうえで、好きな人とするものだそうですよ。