NCIS~ネイビー犯罪捜査班シーズン13 #3「仮面夫婦」#4「巧妙な罠」【ネタバレ有りあらすじ紹介】トニーの降板は?
スポンサーリンク
おもしろい、何度見てもおもしろい!飽きない!という訳で、きょうも懲りずにNCISを見ています。
今日はシーズン13の#3「仮面夫婦」#4「巧妙な罠」を振り返っていきたいと思います。
ネタばれあり
トニーの進退
早くから発表された、トニーの脱退が気になります。
トニーはいったい、どういう形で姿を消すのでしょうか?
う~ん! それを考えると何にも集中できません。いつの時も、場を和ましてくれたトニー、おちゃめなトニー。NCISの顔でもあるに…。
シーズン13#2「長年の借り」の最後の間際のギブスとトニーの会話を思い出してください。ギブスはチームを持つことができただろうとトニーに話しています。
で、私はトニーが自分のチームを持ってNCISを去って行くと信じていますが、同じく、NCIS大ファンの姪っ子は、殉職するんちゃうか? などと不吉なことを言います。この不安は回を追うごとに増してきそうです。
#3「仮面夫婦」 ネタバレあり
あらすじ
ニュートン少佐から、以前解決した事件の共犯者について連絡があったが、その内容を聞く前に少佐の遺体が見つかり、急きょ容疑者ハドソン夫婦を捜査することになる。
そのために、向かいの家にマクギーとビショップが偽夫婦役で入り込み潜入捜査を開始する。
ギブスの様子
ギブスらしさが少し帰ってきました!けれども、その姿は痛々しく命を失いかけたギブスの心の中は深く傷ついているようで相当深そうです。
まだまだ、チームとなじめていないようで、とくにトニーとギスギスしている感じがします。ギブスは、心の中に闇を持っているようです。
トニーは自分のルーツを探します。まるで居場所を探し始めているようです。この雰囲気が、このシーズン13の終盤のトニーの卒業に関わってくるのかなと思ってしまいます。
潜入捜査
今回、マクギーとビショップが夫婦役で潜入捜査をします。
思い起こせば、シーズン3#8「潜入捜査」で、トニーとジヴァが夫婦役で潜入捜査をしました。初々しく若くて楽しい夫婦役は見ものでした。
ホテルのボーイ役のまるまると太ったマクギーも懐かしく思い出します。
この回で、FBIのフォーネル捜査官が出てきて、ギブスと会議室で話し合います。
その会議室というのが、エレベーターの中なのです。
ケンカしながらエレベーターの中に入りますが、実はエレベーターの中では、二人でガムを噛みながら話す仲良しなのです。それ以後、会議室といえばエレベーターの中なのです。二人のいくつかの過去の楽しいエピソードが懐かしく浮かんできます。
#4「巧妙な罠」
あらすじ
二等兵ジョークスが殺害され、ギブスたちは犯人を追います。
情報を提供してきた、元NCISのクラグマンは実はヴェンス局長が捜査官だった現役の最後に逮捕した人物でした。
そのクラグマンがヴェンス局長を罠にはめます。立場が悪くなったヴェンス局長は、捜査官としてギブス達と合流し捜査を始めます。
ヴェンス局長
ヴェンス局長の歴史にも長い物語があります。
シェパード局長のあとから現在まで、NCISの建物が爆破された時もメンバーを守ってリーダーを発揮してきました。
しかし奥さんのジャキーは事件に巻き込まれ殺害され、娘と息子さんの3人暮らしになりました。ときどきジャッキーがいたらと寂しい顔をみせる局長です。
私が、お勧めするのは、奥さんのジャッキーを子供の時に捨てた義理のお父さんアディソンが謝罪を求めて尋ねてくるシーズン11#11「クリスマスの施し」です。
この物語の中でアビーと海軍医学研究センター勤務のキャロルが軍人の子供達の間で流行している病気を突き止めるために、徹夜で、病理検査をしている時の会話です。
あきらめがちなダッキーの助手のパーマに向かって2人が話をする時の内容が圧巻です。
子供をもつことはあきらめたというパーマにアビーとキャロルがクリスマスに伝染するものは何だと思う? と話かけます。
「楽観主義と喜びと、優しさ、親切心、慈悲、寛容さ、感謝、献身、思いやり、許し、信じる心も伝染していく、人生は完璧じゃないけど、信じる心があれば道は開ける」と話します。
それをその場で立ち聞きしていたヴェンス局長が義理のお父さんを許すことを決意するのです。
このNCIS~ネイビー犯罪捜査班シーズンでは、クリスマスや感謝祭の回は涙がうるうるする話がつきもので、涙なくしては見られません。
そしていつも、最後に「国のために戦う皆さんにメリークリスマス」と字幕がでます。とても平和のありがたさを感じます。
チームワーク
#4「巧妙な罠」でもNCISのチームワークの良さがばっちり出ています。
ヴェンス局長がクラグマンの手下を取り逃がしてしまいますが、トニー達チームが気を利かせて、ギブスの携帯を手下の車の箱に忍ばせていたのです。
そして犯人達が無事に捕まり、海軍長官にヴェンス局長が「部下を信じることを忘れていた、自分の職務も忘れていた、捜査官を引退したのは組織を守るためだ。続けていきたい」と説明します。
海軍長官は「もし、明日あなたをクビにしたら、部下が悲しむ」と言い残して去っていくのです。
おもわず、ジーンときました。
次の日ヴェンス局長が「まだ辞めないぞ」というのです。やっと、本来のNCIS~ネイビー犯罪捜査班が始まったような気がします。
何度見てもおもしろい! 飽きない! という訳で、今夜も懲りずにNCISを見ています。