50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

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初めて知った! 白内障手術のアレコレ…白内障の症状と治療方法

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白内障手術が身近な年代になって

私たち(50代)の年代から、それ以上の高齢の方になると「白内障の手術をした」とか「もう、そろそろ時期がきた」という話題を耳にします。見えている目がぼんやりと見えなくなるなんて、聞くだけでも気が重いものです。

 

手術が日帰りで簡単だったという人もいれば、しても変わらなかったという人も中にはいます。

白内障って、目がどうなって、そして手術はいったい、どうなっているのでしょうか? 案外知らないものです。

 

 

白内障の症状とは

白内障とは、眼球の水晶体が年齢とともに白く濁って、視力が低下する病気です。水晶体とは、目の中でカメラのレンズのような働きをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせる働きをしていています。水晶体は透明な組織ですが、老化や病気などで白く濁ってしまうため、集めた光が、うまく眼底に届かなくなり、いろんな症状が現れるのです。

こんな症状なら白内障を疑おう

  • 視界が全体的にかすんでみえにくい
  • 視力が落ちて見にくくなる
  • 光がまぶしい
  • 暗い時と明るい時で見え方が違う

 

白内障の手術をする知人の付き添いをして

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最近、私の70代の知人が白内障の手術をすることになり、大きな病院を紹介されて、その手術前の検査の付き添いや、手術の説明を一緒に聞く機会がありました。

診察のために朝1番から病院に入り、帰宅したのはなんと午後の3時でした。大きな病院は時間がかかるとはいえ、本当に長い1日でした。

 

それでもこの病院の白内障の手術は、この近辺では数多くこなされていて、また安心できるということで日々、たくさんの方が手術を受けておられているようです。当日も患者さんが多くて待ち時間が長かったですが、同じような方ばかりで安心しました。

 

今回は検査や入院の付き添いをして説明を聴く機会があり、白内障のことが、よくわかった次第です。

 

私の「目の衰え」遍歴

年齢とともに体が衰えるのは仕方のないことです。

中身、外見はともかく、一番に年齢とともに衰えを感じるのは、視力ではないかと思います。

 

私の場合は、年齢が40歳になった頃に花粉症になり、目がかゆく、まぶたが水ぶくれのように腫れ、腫れが引くと目の周りがカサカサになって皮膚がめくれ苦労しましました。

その当時はハードコンタクトを使用していたので、あまりにかゆくて辛い時は、メガネをかけるようにしていました。

 

その後、45歳ぐらいになると、今度はドライアイになり、目のカサカサ感から瞬きが多くなり目が疲れ、時にはハードコンタクトレンズが、瞬きをすると飛び落ちてしまいました。それで、これはもう無理だと、はやばやとコンタクトレンズを諦めてメガネ切り替えました。

 

私は近視でしたが、年齢とともに近くを見ることも不便になっていたので、その時に思いきって遠近両用のレンズに買い換えました。

メガネのレンズの上の方の部分は遠くに合わせ、下の方、すなわち手元の近い部分を見る時の位置は目から40cm離れたところで焦点を合わせました。

 

そして現在に至っています。思えばその頃から目の老化が始まっていたのですね。

 

遠近両用メガネは便利だった!

ハードコンタクトレンズからメガネに変えた時は、コンタクトレンズの期間が長かったので、とても不便に感じましたが、慣れれば快適で、私はハードコンタクトレンズがいかに目に負担を与えていたのかと思いました。

 

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メガネの遠近両用は、歩く時にフワフワするとか頭が痛くなるとか噂で聞いていましたが、私の場合、まったく影響がなく快適でした。早めに遠近両用にしたことで、その後は問題もなく、現在まで度数も変わらず過ごしています。

手元を見る時の老眼の度数を緩めにしてもらったことが功を奏したのか、今年も視力は変わっていませんでした。

 

白内障の入院前

先の70代の知人が入院される前に、改めて目の検査が延々とありました。

視力検査から始まって、瞳孔を開いて眼底の検査などなどです。その他に血液検査、心電図もしました。知人は前日入院、3日目は早朝退院の2泊3日の入院コースを選んだので、入院用の手続きの用紙の記入の説明もありました。

 

日帰りで手術を済ませる方からすれば少々、大げさな感じもするでしょうが、知人は一人暮らしなので、前日からの入院を選んだのです。

 

診察と説明

そして、まず1回目の診察がありました。知人はやはり白内障が、かなり進んでいたようでした。しかし手術をすることによって、視力が驚くほど回復するということでした。

 

白内障は目の表のレンズ(水晶体)が曇って見るときに支障が出ている状態で、目に磨りガラスを被せているようなものだそうです。

(▼こんな状態?)

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メガネであれば、使い古してキズのついたレンズのメガネを後生大事につかっているようなもので、目も疲れるのも当然だそうです。

 

白内障の手術の手順

白内障の手術は、

  1. 目の下の眼球の部分に数ミリの切れ目をいれる
  2. そこから、水晶体をかき出し取り除く
  3. 人工の眼内レンズを入れる

とのこと。

手術の実施時間は、5分から長くても10分ぐらい。

ですが、その15分ぐらい前から準備に入り、順番に執刀していくので、多少の時間にズレがあるということでした。

 

手術前には、麻酔をするそうですが、看護師さんに声をかければ対応してくれるというので、安心しました。顔には、目の部分だけ空いたシートをかぶせるそうで、術後は、手術した方の目をカバーして、1日ぐらいは辛い思いをしますが、それからは普通にできるらしく、順調にいけば、なにも心配がないことがわかりました。

 

とはいえ、たとえ5分であっても目の執刀ですから、本人がドキドキする気分は十分に理解できました。

 

知らなかった白内障の重要なポイント

そして、かかりつけ医から紹介してもらった執刀医である部長先生の診察を待ちました。私たちの前に先に診察を受けられる女性の方が診察室に入り、説明を受けられたのです。

私たちとはカーテン1枚の仕切りだけでしたので、内容が丸聞こえでした。本来は聞こえることがないのですが、先生の声が、だんだんヒートアップしてきて怒りの声になったからです。

 

その問題点とは?

白内障は、目の水晶体(レンズ)が曇るので、その曇ったものを破壊して取り除き、数ミリの間からレンズを入れます。この時に入れるのは、人工の眼内レンズです。すなわちメガネと同じとは言いませんが、人工のレンズを入れることによって見えるチカラを補うので、入れるレンズによって見方、視力が変わるのです。

それは

  • 遠くを見ることを中心にするのか
  • 少し先の中間に焦点をあてるのか
  • 手元を見えるようにするのか

で変わってくるのです。

しかし、私たちの前に診察に入られた方は、たぶん50代ぐらいの年齢の方で、その基準を決められず、先生とのやり取りが聞こえてしまいました。

 

どうやら、術後にメガネをかけることに抵抗があるらしく、遠くも近くもどちらも見えるようにして欲しいとのことでした。日常の生活の中で、どの部分に焦点をおいて生活の質を上げるのが便利なのか? ということを先生は尋ねていらっしゃるのですが、この方には理解ができず、結果的に「手術をしないで他をあたってください」とのことでした。

私と知人は無言で顔を見合わせておりました。

 

事前の問診表には生活状況や、趣味を書くところがあり、先生にも生活の様子を尋ねられ、知人はバイクに乗るので、即答で「遠方が見えるように」と希望しました。近くを見る時には老眼を使用します。

となると、遠近両用メガネで満足している私の場合は、どう設定すればよいのか、ふいに考えましたが、それはまた、その時に考えるとして、今回のことがとても勉強になりました。

 

目も大切

今のところ、ドライアイで定期的に眼科を受診している私ですが、年に1回は必ず

  • 眼底検査
  • 視野検査

を受けるようにしています。

 

母が80歳ぐらいで白内障の手術をしたので、私もいつか白内障になるのでは? と思っています。

 

母の年齢で手術をするのも大変ですが、こればかりは仕方がありませんね。

私は自分の眼科の先生に「甘いものを食べるのは目に良くないのか?」を尋ねました。先生は、甘いものは直接には目に影響はないけれども、甘いものが体から排泄される時にビタミン群も一緒に流してしまうので、やはり食べ過ぎは良くないとのことでした。

 

年々、老化を感じて、今年はヘルペスにもかかった私ですので、あらためて目も用心しなければと重々に思いました。

 

▼目薬は使い捨てが良いそうですよ。