50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

断捨離による片付けやおしゃれな収納、ダイエットに挑戦。そのほか最近の時事ネタ、流行の話題について独自の視点でコメントします!

歯科の名医を探すには? 優れた歯医者の経験値がすごすぎた話

スポンサーリンク

f:id:stonemeintothegroove:20160826165645j:plain

芸能人でなくても歯が命(古い)

歯の大切さは、最近のテレビやニュースで取り上げられ、よく話題になっています。

それで最近、私も歯の大切さを頭にたたきつけられています。

虫歯になる前に歯医者さんに通うことすなわち歯科予防です。

 

虫歯や歯肉炎になってしまってからでは遅いのです。

昔というか私(50代)の親世代は、歯磨きや歯科衛生にそんなに重点を置いていたわけではないと思います。実際に私の母には、奥歯の歯と歯に引っ掛けてある入れ歯がありますし、高齢の方で歯に苦労されている方を見かけることがあります。

 

年齢とともに体が痩せてきて、また歯茎も痩せて、入れ歯を作りなおすという方もいらっしゃいます。最近70代になってから急に歯茎が悪くなって、歯を抜いて入れ歯にするという人の話を聞いて驚きました。この今の私の状態を、今後ずっと維持していかないと美味しく食事をすることができないのです。まさしく、ずっと昔に聞いた「芸能人は歯が命」というフレーズが思い出されました。

 

 

歯が痛い?

朝、目覚めた時に左側の上の歯辺りが痛い気がしてドキンとしました。

f:id:stonemeintothegroove:20160826165820j:plain

毎年、規則的に歯科にはかかっていますが、昨年の12月に行ったきりで今年はまだ受診していませんでした。最近、噛み合わせた時の感じや、噛むチカラ具合と頬の内側にできる噛みあとの線のような筋や、口内炎も気になっていました。

 

なにより、寝ている間に歯を噛みしめてチカラを入れて寝ているようで、起きたらすでに肩がこっているのです。これはもう~。ギブアップです。さっそくかかりつけの歯医者さんに電話をし、見てもらうことにしました。

 

名医に出会えた! かかりつけ歯科

現在の歯科の先生に出会ったのは、私が妊娠して5か月頃のことです。

妊娠のせいなのか? どうかはわかりませんが、子供の頃に治療した左側の奥歯のかぶせ物が外れ、右側の詰め物もとれたからでした。

 

生まれつき歯並びが悪い私ですが、ありがたいことに虫歯は少なかったので歯については過信していたと思います。私の親も娘の歯にまで集中して注意してくれる余裕はありませんでした。

 

また、その時は妊娠による歯の影響なども考えたことがありませんでした。妊娠中なのに、、と不安でしたが、先生は優しくて、お腹が大きくなるまでに、すっかり以前のものから新しいものにやり替えてくれました。そしてかぶせ物は、なんと現在まで健在です。

 

名医とは? 優しいだけではダメ

名医に出会えるかどうかや、実際に失礼ながら名医かどうか、を知ることは本当に難しいことです。

 

自分との相性もありますし、特に歯科は、受診してからお医者さんを変えるというのは難しいです。

本当に悩むところですね。

 

私は結婚後、住まいが変わって初めての歯科探しでしたが、叔母の紹介で名医に出会うことができてラッキーでした。息子が小さい時に「虫歯予防に」と、近所や友達に尋ねて早めに小児歯科へ連れて行った経験もありますが、優しいだけでもダメで、やはり息子の性格を把握してくれていなくて、息子が嫌がったことがありました。

 

歯科は近くて通いやすい、そして自分の時間帯に合ってなおかつ、話を聞いてくれて処置が適切な優しい先生を探しましょう~。なんだかハードルが上がってしまいましたね。

 

親知らずの経験

私が今の先生を名医だと思っているのには訳があります。

 

私が20代の後半に、私のオヤシラズという歯が痛みだしたのです。右上の奥のオヤシラズが歯茎から芽を出してきて、とても痛かったのです。

この突き破って全体が出てくるんだろうなと思う不安と痛さがいつまで続くのか? と当時、一瞬真っ暗になりました。

 

そして先生によく見て頂くと、先に出ていた左上の奥のオヤシラズは、斜めにすでに生えてきていて、内側の頬に当たっていました。それから、右下の奥のオヤシラズも歯茎の下に隠れていて、いつ出てきてもおかしくない状態でした。

 

まず、斜めに生えていた左上の奥のオヤシラズを抜いてもらい、次に3分の2ほどに出てきていたオヤシラズを抜きました。なんと歯を3回輪切りにして抜いたのです。

 

この時は痛くて痛くて、夜中に痛み止めが切れたら痛み、頬に当てた氷は外せませんでした。次に、歯茎の下に眠っていたオヤシラズは切開して取り出しました。その時は、そんなに痛まず、心配そうな3歳の息子にも余裕で微笑むことができました。

 

そんな出来事は歯科では当たり前のことなのだと思っていましが、数年後にオヤシラズを抜くことになった友達と話をしたら、友達は大きな病院を紹介されて抜歯することになったそうです。「普通の町の歯医者さんで抜いてもらった」というと相当驚かれました。

 

抜いた後も、すぐに穴は埋まったし、切った歯茎もすぐに元に戻り、なんの問題もありませんでした。先生に治療してもらった後の噛み合わせは、完璧だったので、その方が印象に残りました。

 

こけちゃいました!(これも古い)

f:id:stonemeintothegroove:20160826170015j:plain

もちろん、数年前にこけてしまって前歯を折った時も、先生のお世話になりました。

15ichie.hatenablog.jp

CTは入院先の病院で撮影してもらいましたが、退院後にすぐに先生のもとに走りました。前歯2本は1本が横半分に折れ、もう1本は3分の1ほどが斜めに折れてしまいました。

 

前歯が2本無くて焦りましたが、先生は「その腫れと炎症が引くまでは治療が無理」と処置をしてくれませんでした。

痛みもなかなか取れなかったので当たり前ですが、前歯がなく、長い間、恥ずかしくて辛い思いをしました。

 

しかし、その後、差し歯をウソみたいにスッとつけてくださり、色もあらかじめ決めてくださっていました。歯の色は、少し白目ですが、先生のいうのには「お茶やコーヒーを飲むことによって高齢になると少しずつ色がつく」そうです。先のことまで考えて頂いて、やはり、すごいと思いました。

 

さて、今回の先生の治療は・・・

さて、今回の歯が痛い! ですが、さっそく先生に会って、現在の状態を事細かく伝えました。痛いと思うのは、左上側の方であること、頬の内側に横線がつくこと、どうやら寝ている間に歯を噛みしめているようで朝起きると肩がこっているのです。

 

先生はまず、左上側の歯を奥から順番に挟んで「痛みがあるかどうか」「揺れているか」確かめてくれました。それから「上下の歯を噛んでみて」と言われて噛んでみましたところ、上下の安定感が悪く違和感がありました。

 

先生は私の頭の方に回って、左右の顔と耳の間からアゴにかけて、指で交互や同時に押さえてくれました。そして歯から、あご全体のレントゲンも撮りました。歯根などには問題がなく、3本抜いた私の、残り1本のオヤシラズは奥の方で眠っているそうで「お墓まで持っていくようになる」という先生のちょっぴりジョークで、気になっていた残り1本のオヤシラズの行方も知ることができました。

 

まさか、そんな結末!?

その上で、先生は「どちら向きに寝てる?」と尋ねてくれました。

どうやら、私の寝かたに問題があったようです。

 

私は、左向きで丸まって寝て、枕と顔の間に両手を揃えて挟んで寝ていたのです。

それでアゴが少しずれていた事と、寝返りができていなかったことが原因らしいです。

 

先生にアゴをさわってもらった時点で、上下を噛んだ時の違和感も痛みも無くなりました。先生から、寝ている間に装着するマウスピースを進められ、作ることにしました。

 

それから、上を向いて寝るように指導を受けました。寝られるかなと不安でしたが、アゴの為には寝るしかありません。そして帰り際に先生から頂いたアドバイスが、なんと!「インナーマッスルを鍛えるように」とのお達しでした。

 

私のように腰痛持ちは、自然と背中を丸めて寝ているうえに、寝返りが打ててないようです。弱っているインナーマッスルを鍛えて、上を向いて寝ることによって、腰が曲がることの予防にもなるそうです。

年々、腰が曲がっているのではないか? 身長が低くなっているのでは?と思っていたので、良いことを教えてもらったと思い、頑張って上を向いて寝るようにしています。翌日は、歯が痛くありませんでした。

 

まさか歯医者さんで「インナーマッスルを鍛えて、腰痛を治せ」と言われるとは思いませんでした。

 

マウスピース

そしてマウスピースが出来上がってきました。つける時は歯にピッタリで違和感がなく、すぐに慣れると思います。それでも歯を噛みしめているようですが、チカラの入れ感はましになっているように思います。

f:id:stonemeintothegroove:20160828091318j:plain

(左がケース、右上が型崩れ防止の歯型、右下がマウスピース本体)

 

まとめ

体調を崩して急いでいる時はのんきに先生との相性などと言っている場合では、ありませんが、これから日々、弱っていく体のことですから、普段から気にかけて頭に入れておく必要があると思います。

 

どんな病気や治療にもタイミングや忍耐も必要ですが、体がもとに戻るとありがたいものです。ぜひとも信頼できる先生にお世話になりたいと思います。

 

自分の歯で美味しく食べられて、十分な睡眠が得られるのなら楽しい老後が過ごせそうです。80歳で自分の歯が20本、ぜひ頑張りたいと思います。