母と娘の確執合戦…母が子供に帰る日
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お年寄りが子供に帰る日
自分の娘ちゃんを書いたブログは、なんて可愛いらしいのでしょう。
内容も会話も実に微笑ましく目に見えるようです。
世間では老人は歳をとると子供にかえるなどと言いますが、最近は、お年寄りが素直に子供にかえるのは、なかなか難しいのではないかと思います。
物分かりの良い、微笑みの似合う可愛いらしく親しみのもてる老人になるというは、至難の技です。都会よりは、自然に触れている方のほうが、より自然に年齢を重ねられているように思います。
見た目の若さより本物の毅然としたお年寄り
70代の方々のスイミングに通う率が年々、上昇しているそうで、ますます、パワーアップされています。見た目は若くとも、自分の心構えと人の降り見て我が振り直せという謙虚さが必要な気がします。古き日本のお手本、指針となる、お年寄りが必要です。
母と娘の確執合戦
私の母は素直な子供にかえりそうにありません。孫から託された亀のロッキーをこよなく愛する、私の母。私と会えば、確執合戦を繰り返しています。
母は、しいて言えば日々だだっ子になり、童話の中のいじめられる姫のような感覚を持ち生きています。決して、魔女でも、こびとでもありません。
会えば幾度と繰り返される会話
同じセリフの繰り返しで、聞き流し状態です。
母:おじいちゃん何で死んだんやろ。 おじいちゃん=死別した夫、私の父の事です
私:ほんまやなぁ~。
心の声:病気やからって、100回以上言うてるけど。
母:おじいちゃんどこにいるんやろ?
私:どこにいるんやろうねぇ~。
心の声:あの世があるならあの世。多分ないと思うから、どこにもいないと思う。
母:おじいちゃんに2年たったら、御迎えにきて~って言うてあったのに、あっちで浮気してるんやろか?私のこと、忘れてるんやろか。
私:忘れてないと思うよ。
心の声:確かに2年前に他界した父は浮気者でしたが、あの世で浮気しているかどうかは調べることができません。
母:もし、生まれ変わったら、今度は美人に生まれ変わって、もう一度おじいちゃんと結婚したいわぁ。
私:そうやねぇ~。結婚できたらええねぇ~。
心の声:私にとって父は自慢の父で、美男子、まぁ、男前でした。誰からも好かれ人当りも良く、晩年は好々爺でした。しかし、父はブス好きで、私の息子の運動会に来ても、あのお母さん、べっぴんさんやなぁ~惚れ惚れするわぁ~と言っていた方は失礼ながら、お多福顔さんでした。
ちなみに、母もお多福顔です。
母よ、生まれ変わって美人になったら、来世では、父の目に止まらず結婚できませんけど。そして、もし、この世で、美人に生まれていたら、私はここに存在しないのですけど…。