筋肉 体力 寝たきりリスクをあきらめない!
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使わない筋肉
従妹が、このたび先天性の股関節の骨切りという難しい手術を受け、みごと無事克服しました。右側が8年前、左側が昨年の夏でした。
手術をしたほうの足は骨と筋肉を接着させるために半年間は動かせず、1年間は完全に体重をかけることはできません。動きを規制しながら不自由な思いをして、やっと現在に至りました。
私が、1番驚いたことは、半年間動かさず1年間体重をかけないと、筋肉は衰え、弱ってしまうことです。
左右の足の状態は歴然としています。片方の足の代わりをする足の筋肉は盛り上がり、使わない方の足の筋肉はプヨプヨに垂れ下がっています。
使わない筋肉は運動をしないと衰えるという恐ろしさを目の当たりにしました。
筋肉の衰え
若い時とは違って、運動量も活動量も完全に衰えています。若い時にできていたことができなくなっています。1日の行動が、1つになりました。ついつい楽なほうへと走ってしまいます。筋肉量は50歳頃から急に減り、筋力も衰えるそうです。現在は手をつかずに立ち上がることも、階段も上ることはできていますが、今からの自覚こそが大切な時だと思います。
筋力は増やせる!
筋肉の働きが関節や骨格を支え、身体の動きを安定させ、正しい姿勢を保つことができるのです。この50歳の筋肉が衰えた頃から、見た目年齢に差がでるのです。
筋肉は蘇生する力が強く、48日間で約半分が生まれ変わるそうです。
運動とともに食生活も大切です。若い時は、ダイエットも必要でしょうが、年齢とともに、正しい食生活を心がけることが筋力を高める方法のひとつです。
野菜中心の生活やカロリーを制限する食事が話題になることもありませんが、バランスのとれた食事が大切です。
最近では、身体のために肉を食べることも推奨されています。美味しい肉を食べて、タンパク質のもとを作り筋力をアップさせることが必要です。
正しい老人
2年前に、不覚にもレンガ道でこけて顔面を打ちつけてしまいました。思えば、その時が、筋力の低下、体の老化、思考力も散漫になっていたのだと思います。
その、一瞬の記憶がありません。怖いことです。
1週間の入院を強いられ、いろいろな検査をしました。ありがたいことに異常はなく安心しました。
こけた時は、非常にショックでしたが、逆に自分の身体について自覚を持つことができました。自分は、もう若くはないのだと。
ついに、中年期に足を踏み入れました!
高齢者と呼ばれるようになっても、背筋をまっすぐに伸ばし、姿勢を正して歩けるように努力していきたいと思います。