あさイチ夫ロス、深い悲嘆・・・安全保障関連法案が可決したけれど【一期一会の大切さ】
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夫ロス
ある日のあさイチで夫ロスをテーマに番組が組まれていました。
「夫ロス?」
はじめは言葉の意味がのみ込めませんでした。
夫を亡くしたら…夫ロスなんて簡単な言葉で表せるものではないと思います。
悲しみは悲嘆であり、底のない沼のようなものだと思います。以前に番組は、母ロスも取り上げて成立していたようですが、近しい人が亡くなった悲しみは、波のうねりのようなもので、小波、大波が繰り返し、悲しみはとどまることを知りません。
激しい雨が波を打ち、波は、深い緑色となり打ち寄せてくるでしょう。
夫を数年前に亡くした母は、まだまだ悲嘆の中にいて、寂しさの塊です。
死に対しても私と確執のある母ですが、大きな悲しみは手に取るようにわかります。
母には、父が闘病していた時の記憶がありません。悲しすぎて消し去ってしまったようです。
突然の別れ
繰り返しになりますが、おばあちゃん子で育った私。祖母は、ある日突然、急死しました。優しい羽根と暖かな真綿の中に包まれていた私のショックは、のちにPTSDとなって返ってきました。もっと、もっと悲嘆の中で悲しみを分かち合ってもよかったのだと、今は思うことができます。
いちごいちえ
先祖を敬っていた祖母の教えは、出会いを大切にすることでした。
一期一会という言葉は知らずとも、色んな人に声をかけては、話をし、いつも笑顔で笑っている人でした。
困った時、悲しい時、辛い時に声をかけて助けてくれる人は、人の姿を借りて助けてくださる観音さまだから、感謝の気持ちを忘れないでと繰り返し教えられました。
一期一会、この長い長い地球の歴史の中の蛍のともしびのような人の人生の時間の中の出会い。今、この時を大切にしないと! と思わずにはいられません。
時事
くしくも安全保障関連法案が7月16日に衆院本会議で可決されました。集団的自衛権を認めることや武器使用基準の緩和が盛り込まれています。
世界情勢は刻々と代わり、目が離せない状況になってきました。お金だけの支援ではなく、武力も! と圧力はあるでしょうが、戦争となれば、ひと昔前のような武器だけではなく、化学兵器も含まれます。
福島の第一原子力発電所事故から、4年が経ちました。いまだに一般の方の立ち入りは許されていません。地震などの自然災害からも逃れることはできません。
人の命の重さを、もっと考えていきたいと思います。
いちごのライフスタイル
なにもできない一市民ですが、平和で安心できるこの世の中に感謝して、大切に時を刻んでいきたいと思います。
せっかく、この世に生まれて生きているのですから、平凡でもしっかり生きていきたいと思います。