スーパーフードって何? アサイー&チアシードのブームから
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スーパーフード
最近、スーパーやコンビニなどで、よくスーパーフードなる食品の掲示を目にすることがあります。「朝日新聞デジタル be report」でも取り上げられていました。
【スーパーフードとは】
- 一般食品より栄養価が高いか、ある特定の栄養、健康成分を突出して多く含む植物由来の食物
- 料理の食材でありつつ、健康食品としての用途ももつ
(日本スーパーフード協会による)
むかしむかし、はるか古来に食されていた、モノが研究などによってよみがえり、また注目されているとのことです。
人間は栄養価より、美味しい物に重きをおき、口にするものが美味しくなった反面、健康面は軽くみていたのかもわかりませんね。
私の場合は、手軽にアサイーを含む飲み物をよく購入します。
成城石井でも、チアシードの袋入りなどを目にしますが購入までには至っていません。今回、この記事を読んで、その栄養価の高さに驚きました。
スーパーフードの代表食品
- アサイー ブラジル産のヤシ科の植物、抗酸化作用のポリフェノールの1種アントシアニンが赤ワインの約30倍含まれる
- チアシード ミントの1種チアの種子、水につけると10倍くらいに膨らんでジェル状態なる、その成分はグルコマンナンという植物繊維
- スピルリナ 藻の1種、たんぱく質が豊富でアミノ酸、ビタミン、ミネラルに加え食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の栄養、健康成分を含む
- キヌア 南米インカ文明の時代からの穀物、玄米を比べ、たんぱく質は約2倍、鉄分とカルシウムは約10倍
- クコの実 中国原産の木クコの果実で多種多様なビタミンとミネラル、たんぱく質などが豊富
テレビ番組でダイエットや認知症予防などと取り上げられると、急に品薄状態が続き、販売制限などがおこりますが、何がスーパーフードかは、定義がはっきりしていません。
あえて言えば、今まで食してきた食事と、薬草との間にあるような食べ物がスーパーフードであると、本格的な紹介書「スーパーフード」で説明しています。
スーパーフードの歴史・・「スピルリナ」
スーパーフードの代表格は50種類以上の健康・栄養成分をもつ「スピルリナ」です。
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が、アメリカでは、数年前は特別な食材ではなく身近にある野菜や果物、豆などで抗酸化作用が高かったり、老化予防に良かったりする食材をスーパーフードと呼んでいました。
東京・紀尾井町ホテルニューオータニ「SATSUKI」の料理長・小出裕之さんは、3年前に朝食メニューを一新した際に、アメリカでブームだったスーパーフードを導入しました。
当時はトマト、キウイ、アボカド、タマネギ、ハチミツなど身近な食材の栄養価が注目されていました。定義がないだけに何をスーパーフードとするかは、それぞれです。
栄養価の高さなどに加え食歴の長さも日本フード協会は重視しているそうです。
スーパーフードの導入法
見慣れない食材をどういうふうに食すればよいのか。スポーツスーパーフードマイスターの森さんによると「難しく考えず、ちょい足しして調味料の延長線上で、食べる際にかけたり、いつもの食材に加えたりすれば良い」と提案してくれています。
私としては、たまに含まれた物を購入する、たまに外食で食してみるで、よいと思います。
スーパーフードをちょい足しすれば、何かを引かなければならないような気もしますので。
スーパーフードに対しノーマルフードで生活している私達のこの国は長寿国です。
昔からの一汁三菜も、スーパーフードの一つかもしれませんね。