50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

断捨離による片付けやおしゃれな収納、ダイエットに挑戦。そのほか最近の時事ネタ、流行の話題について独自の視点でコメントします!

吉村昇洋さんの不眠症の解消法がNHK Eテレ「たすけてきわめびと」で紹介されていました

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心が疲れたらお粥を食べなさい。 豊かに食べ、丁寧に生きる禅の教え

心のとらわれを科学する?

日本人の5人に1人が不眠症に悩んでいて、

その原因はストレスにあると言われています。

 

いったい、どうしたら眠れるようになるのでしょうか?


広島にある禅寺

普門寺の副住職の禅僧であり、

臨床心理士、心理カウンセラーの吉村昇洋さんが

「心のとらわれを科学すれば不眠は解消できる」と

驚きの快眠術を伝授してくれます。

 

 

仏教も臨床心理士も、

どちらも人の心に寄り添って悩みを解決していくのです。

 

人の心のとらわれを科学的に分析し、

実は自分の思い込みだと認識して心を軽くすることが

解決につながっていくというのです。

 

心のとらわれとは、どういうことなのでしょうか?

 

眠れない女性の悩み

番組に、不眠生活が20年続く女性が登場します。

「朝までぐっすり眠れるようになりたい」ということです。


この女性の場合の不眠の原因はどこにあるのでしょうか?

 

大量のまくらとクッション、アロマ、

アイマスク、レッグウォーマーを周りに置いて、

寝ることに集中して、寝る前にも薬を飲み、

お酒を飲んでみるなど、いろんなことを試みています。

 

しかし、一晩で10回以上起きてしまうのです。


寝ようと試みたけど、寝むれない、そして目がさえてしまうのです。


先のことばかり考えて不安になってしまう

この女性は、1日のストレスの度合いを

10段階で活動記録表として自己評価されていました。

 

すると分かったことは、

リラックスして良いときでも、先のことばかり考えて不安が膨らみ、

心が不安になり、不安が不安を呼びストレスをため込んでいたのです。

 

眠るための努力が生んでしまう「とらわれ」が、

またストレスとなり眠れなくなっていました。

 

寝床に入った時に、寝ること以外のことをしてしまうと

脳が学習してしまい、寝るための努力をしているのに、

脳が眠らないという事になってしまうのです。

 

脳の学習とはどういうことでしょうか?

それは、三つの歯車(環境、体、こころ)が悪循環し、連動して

眠れない状態を作り出している事にあるのです。

 

快眠グッズを使っても眠れなかったとき、

その経験を脳がインプットするため、

快眠グッズを再び使っても、身体が刺激物と認識するそうです。

 

そして、起きる刺激であると脳が誤って学習しているため、

眠れない経験が頭のなかで思い浮かんでしまうのです。

 

吉村式 快眠術 不眠解消の極意

1 “眠る”をリセットする

“眠る”をリセットするために、

  • 布団の上では寝る事以外はしない
  • 寝床にモノを置かない

など、環境を変える、体への刺激を減らし、眠ることに集中する。

 

2 “こころに映る自分”を見つめる

ストレスを感じている自分を客観視して“受け流す”。

ストレスをたいしたことではないと考えてみることが不眠の解消になる。

 


吉村式 快眠術 二つの体操

1 “ギューとしてダラ~”体操

寝る前のリラックス体操、筋肉に力を入れてゆるめる体操で、

体を緊張させて、その後ほどいて、体の緊張をほぐします。

 

全身の筋肉に力を入れる → 緩める

 

を繰り返して体をリラックスさせる。


10秒ぐらい力を入れたあと、

10秒、身体を緩めることを数回繰り返します。


2 快眠!ひょっとこ体操

顔のリラックス体操、顔を、ひょっとこのような顔にする。

お面 ひょっとこ 【まとめ買い・6枚】

  • 口を前につき出して、
  • 眉毛を上に上げ、
  • ひたいに力を入れて
  • 目は上を向き、
  • ひたい10秒、力を入れてから力をぬく

 

顔の筋肉の緊張をほぐし、リラックス効果があります。

自分の顔の力が抜けると、脳が力を抜いたことを理解して

脳をリラックスさせる効果があるそうです。

 

丁寧に生きる

ふだん、何気なくしていた

生活の行動パターンを丁寧にすることによって、

行動のひとつひとつに意識を集中させて、生き方を変えていくこと。

 

これがストレスの軽減につながるそうです。

 

一つ一つのことを、丁寧におこなっていくと

余計な思考に惑わさずに済むとのことです。

 

いったい何が変わるのか?

普段、何も考えないで、ただ作業するという

義務的な流れの中で生活していた事を丁寧にして生きていくだけで、

自分というものを確認しながら生きていけるようになるというのです。

 

実際に相談者も、

例えば、歯磨きをする間や、化粧水をつけている時に

丁寧にしようと心がけることによって、

その時の肌の状を知ることができ、

自分を労わることができたと報告しています。

 

 

日々、丁寧に生きていくことは大変なことですよね。

 

不眠症の解消法といっても、なかなか実践が難しいものも多いですが

仏教を取り入れた今回の解消法は分かりやすいですね。

 

息子がよく「寝られない」と言っているので、実践させたいです。

 

▼不眠症対策の記事はこちらにも。

15ichie.hatenablog.jp