50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

断捨離による片付けやおしゃれな収納、ダイエットに挑戦。そのほか最近の時事ネタ、流行の話題について独自の視点でコメントします!

50代になって初めて入院した・・・転倒による顔面流血^^;

スポンサーリンク

緊急入院!ズッコケ病院大事件 (ズッコケ文庫)

こけちゃいました!

3年前(2013年)にボランティア先の病院に行く途中に

小走り気味に歩いていて、顔からこけました。

 

ドジな話です。

 

状況を正確に説明すると、

レンガ敷きの道を小走りに歩いていて何か、

たぶん、でっぱったレンガにつまずいたのでしょう。

 

私自身は体が流れて落ちていったように感じ、

自分の感覚的には、ただ、こけただけのつもりでした。

 

落ちて壊れたメガネを拾い、立ち上がった瞬間に

偶然、目撃してくれていた2人の看護師さんが

私の両脇に腕を入れて、挟み込むようにして病院に連れてくださいました。

 

ERに運ばれた私は、そこで鏡をもらって顔を見て

本当に驚いたものです。

私の顔は、血だらけになっていました。

病院に連れてくださった看護師のお二人も

血まみれの私を見て、さぞ驚かれたことでしょうね。

 

そして私は、急な入院を強いられたのです。

 

入院!?なぜ?

頭の中はパニック状態になりました。

夫にももちろん連絡しましたが、

しどろもどろになってしまいました。

 

入院? 私が入院するのか?(そりゃ私だ)

なんで? 必要なものは何?

 

などと、頭の中がくるくるして思考回路が止まり、

ERの先生の声などまったく耳にはいりませんでした。

 

「入院しなくて大丈夫です」

ばかりを、もちろん何の根拠もなく繰り返していたそうで、

そうとう興奮していたのでしょう。

 

なぜ、入院になったのか? というと…。

 

普通は手や、足が先に出て骨折し、整形外科で診察となるそうです。

 

でも、私の場合は、根っからのドジなため、

手も足も出せずに顔から転倒しており、

「気を失ったのでは?」と思われたようです。

 

年齢的にも、顔からこけた場合は脳機能の問題という

可能性もあるため、緊急入院になったのです。

 

後ろから歩いてきていた看護師さんの証言でも、

どうやら私はパタンと倒れたように見えたそうです。

 

実は単に、どんくさかったわけですが・・・。

 

駆けつけてくれた夫の最初の言葉は

「携帯しながら歩いてたんとちゃうんかいな!」

私の心の声「ひどい…。心配してぇな~」

そういう夫です。

 

そして顔面の骨にヒビや割れができているといけないので、

入院する前に同じ病院の系列の歯科で、

顔面のレントゲン写真を撮ることになり、

病院を少し出られることになりました。

 

ここで、ちょっと、私の顔の状態を想像してみてください。

 

  • おでこの正面の切り傷3センチ
  • 左横の切り傷が5センチ
  • 左頬の皮膚が削れている
  • 顔の左側全体が赤紫に腫れている
  • くちびるが切れており、腫れあがっている
  • 前歯1本が途中から折れ、もう1本は欠けている(2本折れた)

 

別人の顔になっておりました。

 

そして、歯科のレントゲン撮影と診察が終わった後に、

内緒で自宅に慌てて帰り、入院に必要と思われるモノを詰め込み

病院に戻ったのです。

 

詰め込んだモノ

下着、肌着、ユニクロのインナー、靴下、

タオル、バスタオル、カーディガン、

洗顔オイル、化粧水、クリームでしょうか。

いざという時の買い置きの大切さを思い知りました。

 

そしてもう、若くないことにも気が付きました。

詰め込む準備をしながらも、モタモタして思考回路が働かないのです。

(まあこれは若い頃からかな)

 

そこへ、夫の声「早くせんと遅れるがな」

私の心の声「ひどい…。手伝ってぇな~」

そういう夫です。

 

下着、靴下は普段から新しい物を置いておくように

気をつけていたので、すぐに準備できました。

 

入院生活では特に、ユニクロのヒートテックは優れものでしたね。

 

初めての入院体験の感想

そして循環器内科での1週間の入院生活が始まりました。

 

頭部のMRIから、眼科、皮膚科、その他一般検査と

目まぐるしい1週間でした。

 

検査は午前中が多いので、午後からは何もすることがありません。

 

身体は元気ですが、左頬の皮膚が削れていた事と

前歯が2本折れた事が1番にショックで、鏡ばかり見ていました。

 

その後、顔の色は紫色になり、青紫になり

退院する頃までむくんでいて、退院後に黄色になりました。

カラフルでしょ?

 

むくんだ顔の皮膚は少し、たるんで現在に至っています。

 

鏡は極力見ないようにと考えたものの、

ひまな分だけ鏡を見てしまいました。

 

後で考えてみても、入院して良かったと思いました。

家で、ずっと鏡を見ていたら、

相当なノイローゼ状態になっていたことでしょう。

女優でなくても顔が命!?

 

おでこの切り傷2か所5センチぐらいと、3センチのものは

まっすぐに切れていたので、テーピングで跡形なく消え、

キレイに治ることができました。

 

そして、左側の頬のはがれた皮膚の治療は

再生テープを張り替え、退院後は皮膚科に通いました。

再生された新しい皮膚は薄く、入浴すると赤くなります。

 

ストレスのせいか、シミも目立ち、折れた前歯はうずいて、

その後、差し歯を入れるまでには、日にちを要しました。

 

一体、いつになったらもとに戻るのだろう、と

不安ばかりが先にたち、顔の心配ばかりしていました。

結果的にはほぼ綺麗に、懐かしい顔に戻りましたので、

医学の進歩と人間の回復力は素晴らしいと思いました。

 

検査の思い出

いろんな検査をしましたが、

その中で1番、嫌な思いをしたのが

起立性低血圧症を調べる検査でした。

 

徐々に血圧を下げていくのですが、

血圧を下げていく間に目の前が暗くなり、

頭痛・吐き気がし、とても気分が悪くなります。

翌日もまだ気分が悪かったので、

この検査だけは今後、絶対にしたくないと思いました。

 

ちなみに、この検査は若い女の子か、

か細い男性が受ける率が高いそうです。

 

病院の食事

循環器内科に入院したので、食事は療養用だったため、

量は少しでしたし、食欲も全くありませんでした。

 

夫からの差し入れもなかったです。

無理もありません。夫は気が利かないというより、

そんなことはかけらも思い浮かばない人です。

 

今、思えば、もし食べることができたなら、

実は好きなものを食べた方が

体力、気力、精神力が早く回復したのでは? と思います。

 

それにしても、ご飯の美味しいこと!

健康ってありがたいです。

今夜もごはんが美味しいです。