50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

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コブクロが生まれた我が町、堺

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今週のお題「好きな街」

 

私は大阪の堺という街に住んでいます。

私は自分が住んでいるこの街が大好きです。

誰でも生まれた地方が好きで愛着のあるものだと思います。

 

私には、堺から離れるということが、全く頭にありませんでした。

堺の南で生まれ、そして今、堺市の中心地である堺東という土地に

生活を構えて暮らしています。

 

 

堺東という街は、あの有名な“コブクロ”が生まれた街でもあります。

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堺東の駅の階段をステージに見立てて、毎晩歌っていたところです。

 

 

 

その駅も現在は、耐震工事に忙しく、

バブル当時に建てられた駅の隣の建物、“ジョルノ”というビルは、

いくども、建て替えの交渉決裂を繰り返しながら、

今年、やっと建て替え工事が始まります。

 

 

今は昔、どこの商店街にもいえることですが、

商店街はさびれ、現在は、中心地とはいえ昔ほどの賑わいは無く、

ちょっと、人の行き交うのが多いぐらいの、

地味な街というのが正しいのでしょうか。

 

堺東駅を降りると交差点の斜め向かいに、

堺市の中心である市役所が見えます。

その建物に続き、裁判所、税務署、郵便局などの建物が立ち並んでいます。

 

市役所は2棟からなり、そのうちの1棟は高層ビルです。

最上階からは、お天気の良い日には

遥か神戸や淡路島を見渡すことができます。

 

鉄道は、世界遺産の高野山と難波を結ぶ南海高野線と、

泉北高速鉄道があります。

 

南方面に伸びる泉北高速鉄道は、いまや和泉市まで延び、

おしゃれなお店が、ドンドン増えてきています。

 

堺という街は古くから、商業で栄えた街で、

たくさんの豪商が住んでいました。

その宿院には、大阪の住吉まで路面電車がいまも走っています。

 

堺は、お寺も多く茶道がさかんであり

刃物、織物といろんなものが栄えた街です。

 

夏は、堺の夜市という祭りがあり、

秋には、ふとん太鼓、だんじり祭りに、

堺の街を南蛮行列で歩く、堺祭りがあります。

 

ふとん太鼓は決して、規模は大きくないですが、

地元になじんだ、珍しい心が揺さぶられる、お祭りです。

 

自分の街こそは、1番だと強く思うのは、

不思議に旅行に行って帰ってくる道すがら、

我が街が近くなるときです。

 

旅行も楽しいのに、自分の降りる駅が近くなると、

ほっとするのは、どうしてなのかな? といつも思います。

特に旅行に行きたいと思わないのは、

こんなところにも理由があるからかもわかりません。

 

自分の街というのは、つらいことや悲しい事がある時に、

ぶらぶらして、その空気にふれると吹っ切れる場所です。

風や匂い、雑音、会話が耳に入りながら不思議と消えていきます。

 

また街には街の特有の匂いというものがあります。

ふと匂ってくるたこ焼きやさんの匂い

いつものパン屋さんの匂い、

そして、自分の歴史の匂いでもあります。

 

その歴史は、たこ焼きの匂いが引き戻してくれます。

高校生の時に帰り道で友達とたこ焼きを買って食べていたら、

後ろから担任の先生が笑って通り過ぎました。

 

叱られず、ほっとした、次の日に、

友達が当てられて(指名されて)

「たこ焼き美味しかったか?」と尋ねられて、

爆笑を買い、恥ずかしかったのが、

この間のように思い出されます。

 

匂いとは不思議なものです。

子供の頃に、旅行に行き、温泉町に降り立った時に、

湯田の湯の花の匂い(硫黄)を嗅いで、

こんな街でよく生活ができるものだと、

勝手な思い込みをしましたが、

住んいでる人には、自分の街の薫りなのだと今なら理解ができます。

 

先日のテレビ番組で幾度となく、

噴火をしている熊本県の阿蘇山の麓に住んでいる方に、

「怖くはないですか」とインタビューされていましたが、

地元の方は阿蘇山があって、噴火を経験しながら、

阿蘇山の恩恵を受けながら自分たちの生活があるから

怖くはないと答えられていました。

 

住めば都といいますが、

私は自分の住んでいるこの街が1番だと思います。

人情もあり、歴史もあり、味わいがあります。

何気ない生活の中で街と自分が動いています。

街は、私と一体化して成り立っているのだと思います。