過敏性腸症候群の対処法を学ぶ NHK「あさイチ」から
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季節や気候が変わり生活にも変化があります。衣替えに部屋の片づけを考えるだけでも、私にはストレスがかかります。特に洗濯のことを考えると天気予報にもストレスがかかる毎日です。
朝から、バタバタしていると、トイレのタイミングをずらしてしまうことが多々あります。
お腹が痛くなったけど、トイレに行くチャンスを逃したりして1日中、不快な思いをしたことはありませんか。
便のトラブルに悩む人
そんな忙しい毎日のなかで便のトラブルに悩んでいる人、そして便に振り回されている人が結構、多いそうです。
特に、最近は便秘と下痢を繰り返すという過敏性腸症候群の方が多いというのです。
ほぼ毎日出ないと不安になる私は1日出ないだけで気分が重く不快でたまりません。
また、便は身体の中の調子や、病気のサインを知らせてくれるそうなので、日ごろからのチェックがいかに大切か、心得なければと思いました。
過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群という症状は、お腹が痛くなってトイレに行くけど出ない場合の便秘やまたは、便通の悩み、そして下痢が続いて苦しい、その状態が何時間も続くことがあって苦痛であるという病状です。
その場合のほとんどの人がストレスの影響により症状が起こり、7人に1人が悩んでいるそうです。
大腸・肛門のスペシャリスト消化器外科医の山名哲郎医師は、
通常の下痢は食べ物、飲み物の影響、ウイルスや細菌による感染が原因で、症状も短期間で治まる、けれども特定の原因がなく、慢性的に下痢が続く状態が過敏性腸症候群の特徴だといいます。そして、その症状はストレスや緊張の状況でなりやすいのだそうです。
また、便もれ 筋力の低下(骨盤底筋・肛門括約筋)につながるのは、60代から70代の方が多く、女性は出産によって緩むこともあるということです。こんな場合は、便を安定させることで、症状が緩和されるそうです。
その過敏性腸症候群の解決方法は?
その解決方法は、意外なことですが、病気を神経質に考えないということだそうです。
先生のおっしゃることには、排便回数には個人差があり、3日に1回から1日3回が理想であるけれども、1番の考えかたは、便にこだわりを持たないことだということです。
過敏性腸症候群は脳で感じるストレスや緊張が腸のぜん動運動や、腸の敏感さを変えてしまい、便の状態に影響が出やすいのだそうです。
そして、おならや、お腹のはり、痛みを感じることにつながるというのです。
そんな解決方法の手段とは、自分なりの対処法を見つけ出すことだそうです。
例えば
- ストレスを緩和させるためにトイレマップを準備する
- 自分にお守りとなるようなもの(グッズ)を用意する
- 自分に合った食べ物を研究する
- 腸にいい食べ物を1週間ぐらいの目安で探す
- 食事を見直してみる
- 腸の動きを安定させる薬と止める薬を使う
- 便の記録アプリなどを使って記録してみる
- ヨーグルトや腹筋で腸を鍛える
発想の転換
便通にとらわれず、気分を変えてみることが、どうやら改善の道への第一歩のようです。
便が変われば、暮らしも変わるでしょうが、長年のクセというものはなかなか手ごわいと思います。ここは、もう、グッズか、お守りに、思い切って頼ってみましょう。
自分の好きな香りで、気持ちを安定させるのも良い方法かもわかりません。
過敏性腸症候群ってなりやすいもの?
私は、心配ごとがあると昔から必ずお腹をこわします。息子の受験の結果の日や、先日も、夫の大腸検査の結果が心配で、1日中、トイレに行きっぱなしでした。これも一種の過敏性腸症候群だなと改めて思いました。人間の身体って、本当によくできていますよね。
心を腸が先に察知して、体に変化をもたらせてしまうのですから。これはもう、しょうがないとしか、言いようがありません。
自然と腸には逆らえないのです。まずは、ストレスに弱いということを認めることから始めましょうか。