石黒智子さんの小さな暮らし【ミニマリズム・ミニマリスト】
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図書館で目にとまった石黒智子さんの2011年に発行された「小さな暮らし」を読んでみました。
石黒智子さんの「小さな暮らし」
その本を手にとって、パラパラと見てみると、オシャレな写真がたくさん載っていて、雑貨好きの私は、すぐに「これ借りよ。」と手にしていました。私と同じ雑貨好きの方なら、きっとカワイイと思うに違いありませんし、すでにこの本をご存じの方も多いことでしょう。
(バターケース)
(ビンとティッシュケース)
シンプルさが魅力
本を読んでいくにつれてマネしたいと思う部分もあるし無理だと思うところもあります。しかしそのセンスは現代に至るまでのブームの仙達として素晴らしいモノがあります。
シンプルな台所道具は魅力的ですし、書かれている著書“心地よい暮らしのシンプルキッチン”“わたしの台所のつくり方”なども読んでみたいと思いました。台所用品は今後の買い替え時の参考になると思います。
重い鍋
石黒智子さんが、この本のはじめにという書き出し部分で、突然、鍋が重く感じられたと書かれています。本当に突然、鍋が重く感じられるのです。
石黒さんが40代で感じられたのですから50代の私が感じても当然のことでしょう。
その重さを感じたことをきっかけに、台所のモノを見直して選び直し重い物や使いにくい物を処分することは、とても良いチャンスだと思います。そしてその重さに気づいてから石黒さんは十数年が経ち、堅実で小さな暮らしを目的に実行されているというのです。
石黒智子さんの考え・抜粋
“簡素な暮らし、節約の暮らし、自然な暮らしがゆたかな暮らしとも言えるし、ある意味では、贅沢な暮らし、自由な暮らしとも言えそうな、堅実で小さな暮らしを心がけたい。そして人とは、さらりと付き合いたい”
と50代の暮らし方をつづられています。
まさしく、石黒智子さんと同じ思いで、これからを大切にしていきたい私です。
野点籠など
大きな目で自分らしさと自分の好きなモノで最小限に暮らしたいと思う時には、やはり本や、ネットなどの情報がたよりです。いろんな本やモノを実際に目にすることによって、自分のイメージを広げることが大切だと思います。
そして、自分の好きなモノを選び、モノをしぼり台所を自分らしく仕上げていくことが、これは、ちょっと楽しいことでもあります。
この本に載っているモノはステキでオシャレなモノが多いですが、残念なことに廃盤になっているモノやイタリア製でとても手に入らないようなモノばかりで目で楽しむばかりです(笑)
しかし中には「そうだ!」という気づきもありました。
私も持っていて、しまいこんでいる、茶道の野点籠のセットです。家の中で完全に眠っている物ですが、今回久しぶりに出してみようと思いました。
暑い夏に冷たい水で点てた薄茶でゆっくりお茶を飲むのも、ちょっとした気分転換になることでしょう。
(壁に掛けられたツール)
(野点かご)
懈怠と懶惰(けだいとらんだ)
懈怠と懶惰(けだいとらんだと読むそうです)。意味はどちらも無精(ぶしょう:精を出さないこと、面倒くさがってひどく骨惜しみすること)だということだそうです。
懈怠(けだい)は今日しなければならないことを、明日にしようとすること、懶惰(らんだ)は明日するべきことを今日してしまうこと、どちらも今日からの逃亡であることに変わりはないそうです。
今日しなければならないことをしないのは無精です。そして明日すべきことを今日やるのも無精です。今日なすべきことをしていないということなのだからと書かれています。
今日できることは、今日しよう、そして1日1日を大切にしようと私も思います。そして、幾つもの用事が重なっても、決して無理をせず、コツコツとこなしていこうと思います。それに合わせて、ストレスも重ねないようにしようと思います。
庭があったら
この本の中に石黒智子さんの庭があります。イギリスっぽい雑然とした緑の庭ですが私は好きです。私も広いおうちに住んでいたらなぁ~と思いますが、これもセンスのもので私にはとうてい無理でしょう。
しかし、パセリやミニセロリ、バジル、ペパーミントなどに興味を大にしているところです。カワイイ鉢で鉢植えをして育ててみたい、これもチャンスがあればチャレンジしてみたいと思います。
(パセリなど)
(お庭)
モノに縛られない生活
モノに縛られず快適な生活を送ることこそ、これからの課題だと思います。持ち物を少なくしてモノの把握と管理ができ、使いやすいものを大切にして自分も動きやすいことが今後とても重要です。そして住みやすいことを目的にモノを増やさないこともキモに銘じて楽しんでいこうと思います。
(バッグ)
(朝食)
せっかく、リフォームして涙の別れをしたあとなのですから、モノを吟味し自分らしい生活ができるように、ビビっときた雑貨を選び、これからは生活を楽しんでいきたいと思います。