天皇の料理番 ついに最終回!佐藤健さんと黒木華さんがすばらしい!
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号泣するドラマ
初回から、泣ける話ばかりで心がジーンときました。
秋山篤蔵役の佐藤健さんの素晴らしい演技がすごいです。
兄、秋山周太郎役の鈴木亮平さんの亡くなるシーンからは、本当に毎回、感動で泣いています。前回は、妻の俊子役の黒木華さんの亡くなる場面では、号泣で嗚咽しました。
俊子さんが、弱っていく中、篤蔵さんが作って食べさせるお料理と細かな話の内容で初めから終わりまでずっと胸が熱かったです。同じように号泣された方が多かったのでは? と思います。
ドラマの始めに配役が決まった時に、えっ! あの細見で美形の佐藤健さん? 役柄に合うの? と思ってしまった自分に反省しています。
昔に堺正章さんが、主役で演じられた作品は見ていませんが、その時も評判が良かったのを知っていたので、そのイメージが強かったのでしょう。
堺正章さんが、器用なことは皆さんご存知ですし、初めは、どうして、佐藤健さんなんだろう? 料理人に対して演技力はどうなんだろうと失礼ながら半信半疑でしたが、みごとな演技力で払拭してくれました。
そして、ぴったりの脇役の方々! ドラマの配役がぴったりはまるということは、すごいことだと改めて思いました。なんて、皆さん、素晴らしいのでしょうか?
配役がぴったりすぎて俳優さんにぶれがありません。
小林薫さん、桐谷健太さん。高岡早紀さん、武田鉄矢さんよく選ばれたものだと感心の一言です。柄本佑さんの少しの絡みもいいんですよねぇ~。
どの俳優さんも自分色を殺し役になりきっています。特に体重を役作りのために半年間で20キロ減らされた鈴木亮平さんの頑張りはすごいです。
そして、黒木華さんが素晴らしいです。さすが、賞を総なめにしている女優さんです。日本の昭和的、文学的女優さんと言われているのがわかります。
ひとりひとりが、本当にその時代の人のようで、厚かましいですが、その中の一人に、なりました。
物語は天皇の料理番を務めた秋山徳蔵さんの人生の物語です。
昭和の話は、時として退屈ですが、筋書がしっかりしていると、どんどん引き込まれていきます。時代に沿った流れで実在する人物を描くことは実に難しいと思います。
NHKのごちそうさん、花子とアン、マッサンが終わってしまい、飢えていたものですから、本当に、どっぷりとはまってしまいました。
現在のような時代に引き算のドラマを作るのは難しいと思いますが、静かに流れながら感動的で、人間的で決して、せかず時代の流れを上手くつかみレトロ感満載で楽しめました。
曲と歌
オープニングテーマ曲が「威風堂々」で、静かに重厚で、ぴったりです。
エンディング主題歌は、さだまさしさんの主題歌「夢見る人」です。歌詞が、またいいんです! ぐっときます。いい場面で流れてくるんです。
ドラマ、まっさんもそうでしたが、回を追うごとにドラマが盛り上がり、現在は思い入れが心に充満しています。
次の回が最終回で、とても残念です!
できたら、スペシャル版で、エピソードを見てみたい!と今から切願します。