最近読んだ面白い本
スポンサーリンク
こんにちはいちご探偵の旦那です。
前回、つまらない本なんか紹介しましたので、やっぱり面白い本も紹介しないとね。
まずは、池井戸潤さん。この人のは「はずれ」が少ないですね。
最近読んだのは、「ようこそ、わが家へ」です。
職場のトラブルと家庭のトラブルがパラレルで進行します。
主人公が気の弱い倉田さん、これもいいですね、身近で。(ここからちょっとネタバレ、注意!)
でも過去最高のよくできた部下をもち、最高の家族に恵まれ、平凡でも小さな幸せをつかむ、いい話でしたね。
鯨統一郎さんの「タイムスリップ明治維新」。
タイムスリップシリーズの第何弾か忘れましたが。
高校生の女の子が、明治維新の時代にタイムスリップするとういう話ですが、歴史に弱い私にはちょうどいい勉強になりました。
学校の教科書もこのぐらい趣向を凝らしてくれたら、歴史をもっと好きになれたと思います。
これより少し前に読んだ「タイムスリップ森鴎外」が一番面白かったですね。
タイムスリップ森鴎外 タイムスリップシリーズ第1作 (講談社文庫)
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/15
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
歴史は人類の過去を反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないための大切な記録ですから、もっとしっかり学ぶべき学問だと思います。
私も大いに反省しているところです。
垣根涼介さんの、「君たちに明日はない4」
これも、シリーズ。会社に代わってリストラを請け負う会社の話。ありそうでない、設定です。
もちろんシリーズ3まで全部読みました。
今回の4はこのシリーズではいまいちかもしれませんが、充分面白と思います。
でも、まずは1から順番に読むことをお勧めします。当たり前ですが。
これが1です↓
中場利一さんの「離婚男子」
この人は岸和田ものを書くので有名ですが、作品数はあまり多い方ではありません。
読むのは久しぶりです。舞台が堺なので(地元)よく知っている地名がバンバン出てきて楽しい。
普通は東京かあまり知らない地域が多いので、知ってる(まさに行ったことがある)地名が出てくるのは魅力です。
以前に読んだ中では、この人の作品ではほかに、「ノーサラリーマン・ノークライ」、「野山課長の空白」、とかは、特に面白かった記憶があります。
最後に、おなじみの東野圭吾さん。
この方は中場さんと違ってバンバン書いてますから、どれを読んでどれを読んでないか、わからなくなって困ります。
最近で一番面白かったのは「マスカレードホテル」。
これはミステリーの部分より、ホテルに潜入した刑事が、段々とホテルマンらしくなっていく過程が楽しいですね。