裁判員制度てなんのため?
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どうもです。いちご探偵の旦那です。
先日、裁判員制度で決まった判決を最高裁で覆す、というとんでもない出来事がありましたよね。これには多くの方が憤ったのでないでしょうか。
父親と母親の両被告が共謀して、自宅で三女の頭などを平手で強打するなどの暴行を加え、死亡させた事件です。こともあろうにこの二人、虐待したにもかかわらず、無罪を主張しました。もうあきれてものが言えませんね。
で、一審、つまり裁判員制度で選ばれた方達は、「殺人罪と傷害致死罪との境界線に近く、常習的な幼児虐待の延長としての犯行」などとして、懲役15年としました。
難しいことはわかりませんが、とにかく許しがたい残虐な犯罪であることは明白で、私なら「死刑」でもいいと思ったぐらいです。
しかも、二審の大阪高裁もこれを支持したわけです。当たり前ですよね。
ところがところが大どんでん返し!(推理作家もびっくりです。)
最高裁の言い分は、かいつまんで言うと「前例を大きく上回る量刑で公平性を欠く」ということでした。
「え~っ、前例?」
そんなんやったら、すべての裁判の量刑は判例で決めたらええやん。
なんでも前例を引っ張りだしてくるのであれば、ほんと、裁判なんかいらんでしょう。ましてや、裁判員制度なんか無意味です。
(これは多くの方がおっしゃっています。テレビでも何回か耳にしました)
裁判員の方達が、自分の仕事ほったらかして、一生懸命話し合って決めた判決はなんやったんでしょうか。最高裁の判事さん、裁判員の方達のことを少しでも考えたら、そんなたわけたことを言えるわけないでしょう、ホンマ!
いったい何のための裁判員制度? 最高裁の判事さん、よ~く考えてください。