旬の食べ物・無花果(いちじく)と思い出
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私の大好きな食べ物の中に「いちじく」があります。
果物にも季節感がなくなり、結構いつでもあるような気がしますが、やはり旬の物は美味しいですね。
今は、ちょうど「いちじく」が美味しい季節になりました。
皆さんはどんな果物が好きですか?
最近の、「いちじく」は、スイーツからお料理まで出るようになりました。
「いちじく」のスムージー、ジャム、紅茶煮、生ハム巻き、天ぷら、おいしいですね。
兵庫県には、「いちじくカレー」があるそうですよ。
そして、果物にまつわる思い出が個人個人にあると思います。
皆さんには、どんな思い出があるでしょうか?
私の場合、実家からよく利用するバス停までの間に、大きな、お家があり、
そこの「いちじく」の木の「いちじく」の実が、たわわに実っていて、
幼い私と祖母が通った時に、よく祖母がちぎって、食べさせてくれました。
昔のご近所さんは、声をかけておくだけで食べても、よかったようです。
小さな、まだ青さのある「いちじく」でしたが、
とても甘くて、いつも楽しみでした。
ちぎった先の茎から白い汁が出たりして不思議に感じたものでした。
今でも実家に帰る道すがら、その「いちじく」の木を見ると懐かしく、祖母の姿まで浮かんできます。
大きな「いちじく」の木、青々とした、「いちじく」の葉っぱ、
ほんのり、緑と、えんじ色の「いちじく」の実、
見上げれば青い空に白い雲。蝉が鳴き夏を感じたものでした。
あ~。おもいっきり甘える事ができた子供の頃に帰りたい。
今では、あんな小さな「いちじく」の実を見かける事はありませんが、
「いちじく」の季節になると、少し高くても買って、ひとり贅沢にふけり、満足している私です。
やはり、思い出は甘くても、甘酸っぱい気がします。
これから、ぶどう、梨、栗、など、たくさん出てきます。
甘酸っぱい思い出とともに旬の果物をどうぞ。