眠育は中学生だけではなく、中年にも必要かも
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ついつい寝不足
子どもが親元にいる時は、早く寝なさいが口癖で、
夫のお弁当作りもあり、早寝早起きを実行していましたが、
いつの間にかこの年齢で遅寝遅起きです。
これでは体に良いはずがないと思いながら、
1度ついたクセはなかなか治すことができません。
ついつい、だらだら寝るのが遅くなっているのです。
どうしたらこの悪習から脱却できるのでしょうか?
私の場合は、本当にだらだら、ずるずるです。
ただただ、
- ヤフーニュースを見る
- youtubeを見る
- ipadでテトリスをする
- 家計簿を広げてみる
など、本当につまらないことで、寝る時間が遅くなるのです。
眠育とは? 睡眠教育の実施
私が愛用しているヤフーニュースに
「午前0時までの就寝で欠席が減少!」
という記事が載っていました。
堺市内の中学校で生徒に早寝を促す
「睡眠教育」(注:眠育)に取り組み、
生徒の欠席日数を減らす効果を上げているそうです。
注:眠育
睡眠不足が体に与える悪影響を医学的に説明して、十分な睡眠を取るように生徒らに指導する教育。睡眠不足が慢性化した児童生徒の脳は疲労で機能低下し、血圧や体温を調整して体のリズムを作ることができなくなると指摘。朝起きられなかったり、腹痛や頭痛などの症状が出たりして学校を休みがちになるという。
全校調査で、欠席が多い生徒は、スマートフォンの操作などで
午前3、4時台まで起きていることが判明し、
眠育を提唱する三池輝久・熊本大名誉教授(小児神経学)
の協力で早寝を促し、
休みが多い生徒の4割の欠席が減少したというのです。
7割の生徒が午前0時前に就寝する中で、
年30日以上休む31人中25人は午前0時以降と判明し、
なんと3時台が7人、4時台も5人いたそうです。
これでは、寝る時間、朝ごはんを食べる時間はありません。
たぶん、授業中に寝ることになるでしょう。
三池名誉教授は
「睡眠不足が腹痛などにつながる」と指摘されて、
三池名誉教授の監修でA4判18ページの冊子
「睡眠を考える本」を作製し、全校生徒に配布したそうです。
総合学習の時間を使って指導を始め、
「中学生は1日8~9時間の睡眠が必要」として
午前0時までの就寝を勧めました。
その結果、就寝時間が早まり、
欠席が年20日以上だった28人のうち、
4割にあたる12人の欠席日数が減少したそうです。
10日間休んだ生徒の場合、
就寝時間が午前3時台から約3時間改善し、0時になり、
11日間休んでいた生徒も欠席が2日だけとなったそうです。
スマホ テレビ
生徒から「スマホでラインのやり取りがやめられない」
との声があったといいます。
いま30代の私の息子の時代なら、
止められないモノの代表はテレビゲームでした。
ゲームなら親が十分に管理もできましたが、
個人で持てるスマホはなかなかの強者です。
この中学校では、寝る直前のスマホ、テレビは
「脳に刺激を与えて眠りが浅くなる」と禁止し、
生徒に睡眠時間を記録させて、
深夜もスマホを触り続ける女子生徒には
母親と一緒の部屋に寝てもらうなどの個別指導もしたそうです。
やはり、ここまでくると
人の力を借りなければ止めることはできないということです。
子どもの場合は、もちろん親がその手助けするべきだと思いますが、
50代になると、そうもいきません。
当たり前ですが、誰も手助けしてくれません^^;
寝だめはできません
また、休日に平日より2時間以上多く眠るのは
「寝不足のサイン」だそうです。
そして「寝だめはできない」とも。
この法則は、何度も聞いて理解しているつもりですが、
何となく寝だめできそうな気がするので不思議です。
成長ホルモンは、
前夜10時頃から翌日の2時までの間に出て、
美容にも良いことはわかっているのですが、
つい寝不足をしてしまいます。
長寿ホルモンというものも、睡眠に関係しているようです。
せめて日付が変わる午前0時までには寝ようと思います。
中学生のほうが、私よりまじめ
早寝ができたら、早起きもでき、
また生活スタイルも変えることができると思います。
夫婦二人の生活では、
お互いが自由過ぎて、制する事がありません。
早く布団にもぐるクセをつけなければと、
今回この記事を読んで反省した次第です。