50代主婦のファッション・整理収納・ダイエットブログ:いちごのライフスタイル

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日本酒で美肌に? 日本酒は保湿効果とコラーゲンを増やす成分があるらしい

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日本酒で美肌効果?

昨年末の朝日新聞に

 

日本酒で美肌効果が期待できる

 

と掲載されていました。

 

呑めない私は、新聞の記事の切り抜きだけを保存し、

今頃、読んでみてビックリしたしだいです!

 

美肌になれるのなら飲んでみようじゃありませんか。

 

もう、この年齢になれば手段を選ばず、

洋酒入りゼリーで酔うなど言っていられません。

 

梅酒の梅2個が限界などともおさらばしたいです。

頑張って日本酒にチャレンジしたいと思います。

 

しかし、ほんとうに美肌になれるのでしょうか。

 

 

 

どのようにして日本酒の美肌効果が発見されたのか

金沢工業大学の尾関健二教授が2000年頃、

大手酒造メーカーの大関と、カネボウ化粧品などで

共同研究をしていたことが発端だそうです。

 

日本酒の保湿効果を調べた結果、

紫外線をあてたマウスに、純米酒を飲ませ続けると

皮膚からの水分蒸散量が減り、

肌荒れが抑えられることを発見したそうです。

 

保湿効果を発揮していたのは、

α―エチルグルコシド(α―EG)という、うまみ成分で

日本酒に4番目に多く含まれる成分だそうです。

 

米のでんぷんを麹が分解して、できたブドウ糖から、

酵母がエタノールを生成してできる日本酒ならではの産物だそうです。

 

どうやら、日本酒を長期間にわたって飲み続けると

肌の保湿効果が得られるようです。

 

日本酒のうまみ成分が皮膚のコラーゲンを増やし美肌に

金沢工業大のバイオ学科の尾関教授と学生により研究が進み、

7年前から再び注目されたのは、

表皮の下の真皮にあるコラーゲンを作り出す繊維芽細胞です。

 

この一番奥にある繊維芽細胞は、皮下組織を支え

コラーゲンを再生してくれる、皮膚にとっては大変重要な細胞です。

 

今回、飲用や外用でも0.00001%(0.48マイクロモル)という

超低濃度のα―EGを添加すると繊維芽細胞数が1.5倍に増え、

なんと同じくコラーゲンの量も1.5倍になったというのです。

 

難しい研究の話となると、さっぱりわからないというのが本音ですが、

日本の水、お米、国菌である麹により作られている日本酒のうまみ成分が

皮膚のコラーゲンを増やすという事を知りました。

 

日本酒による美肌製品も完成間近?

飲んでもよし、塗ってもよし、

いろんな製品に配合しても良いらしいのですが、

開発途中ということで残念ながら可能性が見えたところで、

現段階では、ここまで!

 

人が飲んだ場合の実験結果はまだありません。

 

しかし血中から毛細血管を通って細胞を刺激すると推測されています。

 

α―EG含有量も、日本酒の平均的量0.5%から

3%含有の日本酒作りに成功したそうで、

今後は酵素のバランスを変えながら3%超えに挑むそうです。

 

日本酒から、飲んで美肌を作る飲料や美肌シートが出来上がるのも

もう、そこまで来ているような気がします。

 

日本酒が高級シャンプーに

創業が文政6年という車多酒造でも、

尾関教授からα―EGの増やし方を聞いて、

酒を仕込み、純米酒のα―EG1%を1.7%まで

上げることに成功したそうです。

 

尾関研究室では、白ぬかを加えて発酵温度を下げれば

α―EGが生じることを発見しました。

 

車多酒造では、教わった通りに焼酎を仕込み、

保湿成分入りの残りの液を

石川県内の化粧品販売会社MOYU(モユ)に提供し、

580mlで8500円の高級シャンプーが

エステ店などに発売されているそうです。

 

やはり、まだまだ高級品です、

市井の我々には手が届きそうにないです。

そして、記事の続きには、

研究者と蔵元の探求は、まだまだ続く

と結ばれていますが、新聞の記事は12月。

ぼやぼやしている間に、もう年も変わってしまい

研究が一気に進んでいる可能性があります。

 

昔から米ぬかで顔を洗ったりしていましたね

そういえば、昔から米ぬかで顔を洗うと肌が艶々になるとか、

お酒を呑む女性の肌は綺麗だとか、

酔っ払いのおっちゃんの頬もええ色をしていました。

 

お風呂にお酒を入れるなどは、

あながち間違いではなかったのですね。

 

私が子供の頃は祖母が、米ぬかで色黒の私の顔を

ゴシゴシ洗ってくれたものです。

 

嫌がらないで、もっとゴシゴシ洗ってもらえばよかったなぁと

いまさらながら、懐かしいやら悔しいやら、

さっそく今夜から、ちびっと飲んでみようかなと思ったしだいです。