みのむし夫との定年後の暮らし・毎日が日曜日の過ごし方
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みのむし夫とかたつむり妻
夫が定年退職してから1年が過ぎました。あっという間の1年でした。
毎日が日曜日になった夫。毎日が日曜日も辛いものだそうです。
自らを律していかなければなりません。
買い物、料理を趣味とし、ギター練習、読書、ときに散歩。ときにボクシング観戦。など等。
お互いがお互いを観察しながら、夫婦が、絡まないように毎日を過ごすことによって無事に1年が過ぎました。
ご主人がこれから定年を迎える友達たちは、みんな不安気に、「毎日どうやってんの?」
「秘訣は?」「家にいっしょに居るの疲れへん?」などと尋ねてきます。
これから、高齢者が増えて、高齢者夫婦世帯も増えていくことでしょう。
お互いの思いやり
定年後夫婦に、必要なことは、お互いに対する思いやりです。
当たり前のことですが、これは、すっぽり頭から抜け落ちます。
お互いの生活にお互いが、なれすぎて、俗にいう空気のようなものになっているので、
どうしてわかってくれなの?となり、イライラして思いやりなど、とうの昔に、すっ飛んで、どこかにいってしまっています。
改めまして、思いやりさん、こんにちは!という感じです。
それから、お互いに歳をとっているということを自覚し、意識することです。
歳をとって、性格や、体力が変わりつつあります。若い頃の二人ではありません。
まさしく、定年後の生活は、第2の結婚生活のスタートです。
笑うこと
私の友達で、優しかった夫があまりにも怒るので、しみじみと夫に向かって、「あんたも、歳とったなぁ~。」と言ったそうです。ご主人と二人で、大笑いをしたらしいですが、笑い話にならなければ、暗くて嫌な日を過ごさなくてはなりません。
自分を知る
いつかは、夫のように毎日が日曜日になる私。はたして私の毎日が日曜日。
私はどんなふうに過ごしていくのか?他人事ではありません。
趣味は無し。動くのが嫌い。考えるのが嫌い。老化の急発進のような気がします。
明日は我が身
1日の時間の感覚に無頓着、食も無頓着。むだに毎日を過ごすことができるタイプ。
寒さの冬は、温かい部屋でジッと過ごし、暑さの夏は、エアコンの部屋で過ごす。
毎日が日曜日の過ごし方は、ミノムシ夫より苦労しそうです。
今日の用事・明日の予定
毎日が日曜日の味方は、世間で時々、耳にする「老後からのきょうようときょういく」です。
老後からの教養と教育ではありません。今日の用事作りと、今日の行くところです。
1日に1つの用事と予定作りです。
個々であっても、二人で一緒であっても、お互いを理解しながら行動をすることは大切です。もちろん、喧嘩はつきものですが、コミュニケーション手段ととらえて笑いに変えたいものです。
定年後2年目を迎えた、みのむし夫とかたつむり妻、さてさて、どうなることやら。