“センテンススプリング”なベッキーはあざといのか？

最近、ネットニュースを賑わせていたゲス問題も、ベッキー本人が登場し謝罪したことで、終結しそうな雰囲気となりました。立場が違えば意見も違うし見解も違います。

喧嘩両成敗と言えば、聞こえは良いですが、やはり、なんだかもやもやするのは私だけでしょうか？

ベッキーはあざとい？

いろんな番組で、いろんな人が、ベッキーのことを言っていましたね。芸能界のことですから、それはそれで、おいしいというのかもわかりません。

例えば、ベッキーが奥さんに謝りたいと言っていると知れば、オリエンタルラジオの中田さんが、「あざとい」と言っただけで、雨上がり決死隊の宮迫さんから、同業者やのに「冷たい」と言われていました。

私は、あざといとは思いませんでしたが、相手の奥さんに謝罪することは公にすることではないのではないか？　と思いましたし、また同業者だから、かばっても良いということではないとも思いました。

メディアを通しての発言はそれなりの、力を発揮するので言葉には責任がありますから、中田さんもそれなりの覚悟をされての発言だと思います。

文春で暴露されてから、良くも悪くも、そのお蔭で長い間、注目をされていたのですから、たいしたものです。

忘れられることほど芸能人にとって辛いことはないでしょう。

ベッキー不倫の何が問題なのか？

今回、ベッキーが不倫をし、そのことが週刊文春にスッパ抜かれました。

不倫はいけないことですし、あってはならないことです。

お互いが誓い合って結婚し末永く苦楽をともにすると覚悟の上で生活を成り立たせていく事と、私などは思っていますから、結婚して数年で、もう不倫ですか？　と驚きです。

国や時代が違えば、恐ろしいことになっていることでしょう。

誰が悪いのか？　と追及してみたところで、本来は、３人の個人の問題であって、公にならなければ、ベッキーも一時、頭にもたげたように、最初の会見で無事に終わっていれば事なきに終わっていたかもわかりません。

恋愛はそれだけ自由になりました。

しかし、不倫をしたのがベッキーでした。

そんなにバラエティーの番組を見なくて、そんなにベッキーを知らない私でも、ベッキー＝良い子のイメージは定着していました。

あのベッキーが不倫をし、しかも、したたかにメールを交わし、したたかな会見でウソをついてしまったのです。

勝手に思い込んでと言われれば、それまでですが、かなりギャップが大きかったはずです。

子供が、どうしてベッキーが出ないの？　と尋ねたら、返答に困りますよね。

ベッキー不倫で１番悲しんでいるのは？

もちろん、寝耳に水の不意の話が転がり込んできて、時の人となってしまった奥さんは気の毒で、同情せざるおえませんが、私が、もし、各３人の母親なら、どんなに胸を痛めたことでしょうか？

ベッキーを迎えた男性の両親は、なんと聞いて迎えたのでしょうか？まさか！恋人とは思わなかったでしょう。そして男性の奥さんの母親なら娘が不憫でならないでしょう。ベッキーの母親なら、毎日ベッキーの精神状態を思いやり、もちろん復帰の心配もされたことでしょう。

親の心情を思いばかると、こちらまで苦しくなるような気がします。

これほどの親不孝はありませんね。

黒ベッキー？　白ベッキー？

芸能界ですから、１度テレビに復帰してしまえば、次から次へと仕事をすることは可能になるでしょう。

一般の会社や社会的には、なかなか認められることはなく、身内にも肩身の狭い思いをしますが、メディアの中では、それもおいしいネタにしてしまえば、何も問題はありません。

少し前に同じような騒ぎを起こした矢口真里さんも、したたかに体を張りつつ、いじられつつ無事に自分の位置を勝ち取っています。

さて、ベッキーは、これからどんな風に自分を積み上げていくのでしょうか？

以前のような爽やか系では、無理だと思います。

私でも、あのセンテンススプリングのベッキーというレッテルで見てしまうことでしょう。

ベッキーにとって転機になるかも？

災い転じて福となる！　人生は山あり谷あり、いろんなことがあるのは、誰もが承知の上です。

いつも楽しいことが待っているわけではありません。

ベッキーにとって今回の出来事は、よかったのではないかと思います。

本当の自分らしさ、本当の自分を自分の言葉と体で表現していくことが、本当の人生を築いていけるのではないでしょうか。

どんなに取り繕っても、いつかどこかでボロがでると私は思います。

わからないことは、わからない。寂しい時は寂しい。怒りたい時は怒ってみる。そして自然にも親しみ、自分を知るのも人生において大切なことだと思うのです。

どうか、本来のベッキーを見せてください。また違うファンが応援してくれることでしょう。